マネージャー (ページ9)

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寝起きの悪さページ9

貴｢テヒョン！！起きて！朝だよー！｣

次の日、歌番組の出演打ち合わせがあるから、早急にメンバーを連れて事務所に来てくれ、とパンPDから電話があった。

ってか凄くない？
パンPDってちゃんと覚えたんだよ？

じゃなくて！！！

私は今非常に焦ってる。

貴｢テヒョンっ！ほんとに起きなきゃ！遅れちゃう！｣

他のメンバーはあっさり起きてくれたのにテヒョンだけ全然起きないんだもん！！

TH｢んぅ……시끄러운〜(うるさい〜)｣

貴｢なんて言ってるの！？
あーもう！テヒョンって…ば！っうわ！｣

耳元でわざと叫んでやると、目をつぶったまま思いっきりしかめっ面をして布団に引きずり込まれた。

貴｢こんなことしてる場合じゃ…な！｣

TH｢んー、あったか…。｣

包み込まれるように抱きすくめられて、心臓がバクバクしている。

貴｢ど、どいてってば…｣

TH｢…Aかわいー｣

貴｢うん、コマウォ…じゃないの！
早く！お！き！て！！｣

渾身の力でテヒョンのみぞおちを殴れば、

うめき声と共に目を覚ました。

貴｢テヒョン！早く！用意して！｣

私が怒鳴っているのを見てびっくりしたのか、慌てて用意をし始めたテヒョン。

まぁその後、テヒョンが、私に殴られたみぞおちをさすりながら打ち合わせ中に睨んできたのは言うまでもない。