マネージャー (ページ41)

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違うのにページ41

日本でのライブを終えて数日後、
会社に来てくれ、とパンPDに呼び出された。

貴｢…あの、なんでしょうか？｣

パ｢この記事を見て欲しい｣

スっと出された新聞、

そこには、空港で撮られた写真が載せられていた。

しかも丁度テヒョンが私の肩を抱いて歩いているところだ

貴｢この写真、、、｣

パ｢君は読めないかもしれないが、ここには、

"防弾少年団キムテヒョン、熱愛発覚？"

と書かれている。｣

え……

貴｢ち、違います！！
これは、出待ちに驚いた私をテヒョンが連れて行ってくれただけです！
こんなデタラメな情報、信じな…｣

パ｢それだけじゃない｣

パンPDは、私の言葉に被せるように言ってきた。

パ｢君の首についてる跡、それもマスコミの間で色々話があがってるんだ。

テヒョンがつけたものじゃないか、と。｣

首の、跡…。

…これは確かにテヒョンがつけたものだ。

けど、故意につけたわけじゃなくて、あの時は酔っ払ってたから…

って言いたいのは山々だけど、
それを言ったらもっと怒られそうだから黙っておこう。

貴｢つまり、テヒョンから距離を置けと…？｣

パ｢いや、それじゃあ仕事が出来ないだろう。だから、しばらく気をつけて欲しいんだよ。

テヒョンはアイドルだ。
マネージャーとそんな噂があるなんて言語道断。

くれぐれも分かっておいてくれ。｣

パンPDの真剣な表情に
私は、はい…と頷くしかなかった。