マネージャー (ページ37)

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恋、ライバルページ37

JK｢で、僕のとこに来たと？｣

TH｢だって僕とA、部屋一緒なんだもん。平然と出来る自信ない。｣

半分いじけながらジョングギのベットでゴロゴロしていると、突然被っていた布団を剥ぎ取られる。

TH｢わっ、何すんのー！｣

JK｢ねぇヒョン、なんでキスマーク見てショック受けてるかわかります？｣

TH｢なんでなんだろう…？僕と付き合ってわけでも無いのに。｣

僕の返事に、ため息をついた後ジョングギが静かに口を開いた。

JK｢それは…恋、してるからです。
ヒョンは好きなんですよ、Aの事が。｣

TH｢え…？｣

思ってもみなかった答えに、変な声がでた。

JK｢まだ分かりません？

…んーと、、、じゃあ僕がAの事が好きで、告白するってなったらヒョンはどう思います？｣

TH｢…やだ。｣

JK｢でしょう？それが恋なんですよ。
ほら、そうと分かったら部屋に戻って下さい。好きな人と居れる時間ほど大切なものは無いですから。

それに、Aのキスマーク、何か理由があるかもしれないでしょ。ちゃんと聞いてあげなきゃ駄目ですよ｣

TH｢ジョングギぃ…いつの間にこんなたくましくなってぇ…｣

成長したジョングギの頭を撫でてから、僕はAが居る自分の部屋に戻った。

ジョングクside

来た時とは正反対の様子で部屋を出ていったテヒョニヒョン。

バタンっと閉じられたドアを見つめながら、心の声がもれた。

JK｢ライバルの後押ししてどーすんの…｣