マネージャー (ページ35)

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エスコートページ35

JM｢돌아오다〜！(帰ってきた〜！)｣

空港に着いて、宿舎に帰ろうと外に出た瞬間、物凄いフラッシュが襲ってきた。

貴｢わ、出待ち凄い……｣

皆は慣れたように、ニコニコ微笑みながら通り過ぎていく。

私はというと、自分が撮られているわけでも無いのにびっくりして、歩く足を少し止めてしまった。

TH｢こっち。｣

貴｢…っ｣

すると、少し前を歩いていたテヒョンが、私の肩を抱くようにして連れて行ってくれた。

その瞬間、フラッシュの音が更に大きくなったのは気のせいなのかな…

出待ちゾーンを通り過ぎた私達は、迎え用の車に乗って空港を去った。

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貴｢テヒョン、ありがとう…｣

宿舎に着いて、リビングでくつろいでいるテヒョンをお礼を言った。

TH｢んーん、、はじめて…だから、びっくりしたー、でしょ？｣

貴｢うん。まさかあんなに待ってるなんて思わなかった。予定だって公に公開してなかったし。｣

だから助かったよ、と言うと嬉しそうに目を細めたテヒョン。

お礼を言った事だし、部屋に戻ろうと思っていたら急に手を掴まれて、引き止められた。

貴｢…テヒョン？｣

その顔は、今まで見た事が無いような怒りを含んだ目をしていた。