検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:101,797 hit

幼馴染みの特権 シルクside ページ33

シルクside




女と別れてから、Aの携帯に電話をかけてみても全く出ない。







ったく、自分から"かけてきて"って言っときながら繋がらねーじゃん。







仕方なく俺は自力で探すことにして、近くの公園を通りかかった時、









シ「…は?」









マサイに抱きしめられているAを見つけた。









それを見た瞬間、心が黒く染まっていく気がした。









気がつけば俺は2人の所に走っていた。








シ「おい、何してんだ」




貴「シルクっ!?」




シ「…気安くこいつに触んな。」




マ「そんな事誰が決めたんだよ。」







マサイが見せつけるようにAの肩を引き寄せた。






俺はとうとう我慢ができなくなって、









シ「行くぞ。」








無理矢理、Aの手をとり


マサイを置いて公園から移動した。














お互い、無言のまま歩いていた。






シ「なんで抱きしめられてた?」




貴「あれは……ナンパされた私をマサイが助けてくれて、、、落ち着かせるためにしてくれただけだよ…。」







真面目な顔をして言うAは気付いてないんだろう。






マサイの気持ちにも。




俺の気持ちにも。







シ「お前はもっと警戒心をもて。

こっちが不安になるだろ」







こんな時にも、ぽかんとしているAを可愛いと感じてしまって




思わずくしゃくしゃと頭を撫でた。









貴「気安く触ったらダメなんじゃないの?」




シ「俺はいいの。幼馴染みの特権だからな」


















俺はつくづくずるい奴だと思う。

プロポーズ?→←ナンパ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (53 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
224人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 和ぴょん(ゝω・´★)さん» はじめまして!そんな事ないですよ!笑笑 まだまだ下手なのでもっと練習したいと思います^^ また機会があれば、続編の方に載せます!! (2017年8月14日 20時) (レス) id: 12eb713b54 (このIDを非表示/違反報告)
和ぴょん(ゝω・´★)(プロフ) - はじめまして!絵がとてもお上手なんですね!とても可愛いから、羨ましいです( ´・∀・`)もっと楓さんの絵がみたいです!ww (2017年8月14日 16時) (レス) id: 80500607b6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - りんさん» はい!リクエストありがとうございます^^* (2017年6月6日 23時) (レス) id: 12eb713b54 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - シルクとおうちデート読みたいです! (2017年6月6日 21時) (レス) id: 5269751b6b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - みのりさん» リクエストありがとうございます! (2017年6月6日 21時) (レス) id: 12eb713b54 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:かえで | 作成日時:2016年11月30日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。