幼馴染み。

邪魔 ページ31

？｢シルク君っ｣






この声…は、、、。







貴｢えーっと、成瀬美紅…さん？｣





成｢どうも。今日は貴方じゃなくて、シルク君に用があるの｣





シ｢…俺？｣





成｢大切な話があるから、今から時間貰える？｣





シ｢…少しならいいけど。｣






シルクがそう答えると嬉しそうに私の方を向いて



成｢そういう事だから、貴方は席を外して？｣









これは…殴ってもいいやつですか？








貴｢あー、はい。シルク、先に出てその辺ぶらぶらしてるから、話し終わったら電話して。｣








拳をぐっと抑え、私は笑顔でその場を去った。




￣￣￣￣￣￣￣￣
シルクside



Aが行った後、女が俺の隣に座って腕を絡んできた。





シ｢腕、離せよ。

あと誰だお前。｣




せっかくのデート中に邪魔が入った俺は
最高に機嫌が悪い。





成｢やだ、私のこと知らない？
成瀬美紅っていうんだけど…

大学の男達から可愛い可愛いって有名だよ？｣





自分のことをここまで褒める奴は初めてだ。




シ｢…悪いけど、知らない。

んで話って何？｣




成｢私ね、シルク君の事気になってるの


だから付き合わない？｣




シ｢無理。お前みたいな女、一番嫌いだ｣






こんな女まっぴらごめんだ。




俺はまだそう遠くに行っていないであろうAを探す為に、会計を済ませて外に出た。

ナンパ→←ラーメン屋 シルクside

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す