1日目(1/8)黒い月夜の夢【白月 純夜】 ページ10
「バケモノ」
「疫病神」
なんで?
僕がなにかしたの?
助けて、___君。
「___く、」
彼はゆっくりこっちを振り返る。
「バケモノがこっちに来るな」
彼の後ろで満月が眩しく光っていた。
「嫌だ!!嫌わない、で?」
さっきまで森の中にいたはずだけど今は神社の本殿にいる。
「なんだ、夢かぁ…。」
そう、昔の夢。
「僕も情けないよね…昔のこと引きずってるなんて。」
本殿の中で僕の声が響く。
なんで本殿にいるかって言うと遊びに来てたんだよね。
友達のとこに内緒で。
その子のとこって特殊だから結界みたいなのがあって突き破ってきたんだけどそれで力尽きちゃったんだよね。
そのまま破ってもバレるから穴みたいなとこを広くしてきたんだけど…。
今のでバレちゃったかなぁ。
ぶかぶかな袴を引きずってチラッと外を見る。
やっぱなんかキョロキョロしてる…。
あと他にも妖と人間がいるし。
思い切って声かけようかな。
「霧風、久しぶり。」
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奥羽♪ - 更新しました (2018年1月20日 23時) (レス) id: 92252edc3a (このIDを非表示/違反報告)
奥羽♪ - 更新します (2018年1月20日 23時) (レス) id: 92252edc3a (このIDを非表示/違反報告)
奥羽♪ - 更新しました!! (2017年12月27日 13時) (レス) id: 92252edc3a (このIDを非表示/違反報告)
奥羽♪ - 更新します (2017年12月27日 13時) (レス) id: 92252edc3a (このIDを非表示/違反報告)
七見(プロフ) - 更新しました! (2017年12月26日 13時) (レス) id: ced2403378 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黄昏猫 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2017年7月17日 20時