二日目(2/4)黒狐の舞と満月【阿水 百子】 ページ26
『阿水。阿水。』
その言葉で私は目を覚ました。
「何故お前がここに!!鈴鳴さんが!!」
私が座っているのは鳥居の前の石段。
時刻は20:21
行きに咲いていた桜は花弁は跡形もなく消えていた
『あの物の力は物凄く強いのおぅ。』
「じゃあ何で!!」
『帰るときに少々時空のズレがあった。その時の少し力が弱まったのでのぅ残りわずかな力を使い出てきたのじゃ。』
「じっじゃあ私が寝てたのは。」
『わらわが無理やり体から出てきたからのぅビックリして気絶してしまったのじゃと思うのじゃ。
しかしお前の体は頑丈じゃ。普通の人間なら死んでいるところじゃぞ。』
私は歩き出す。
「明日も来て見ようかな。霧風さんや鈴鳴さんたちと喋るのも楽しかったし。」
そう言った昨日。今の時刻は午前8時
「はぁ。最近、何か変な夢見るんですけど。何か見られてるし。」
あの神社に向かいながら独り言を言う。
『ほほう。どんな夢じゃ?』
「私が妖怪を助けるの何か巫女の姿してた。助けたけど私はすぐに死んでしまった。って言う夢。」
『ほほう。』
「それにさ。助けた妖怪何か見覚えあったんだよね。懐かしい感じの。」
『ついたぞ。』
桜が満開に咲き誇っていた。
昨日よりも美しく。
「______様。帰ってきたんだ。よかった。」
『そなたが人の心配など無意味なものをするのじゃのう。』
「うるさい。行くよ。」
『あっ。こいつは人ではないか。神だから心配をするのか!!わかったぞ。』
「あっ。開いてる。行くよ。」
『ああ。』
「また。会えるかな。霧風さんや鈴鳴さんに。」
そう言い。私は桜が吹雪くなか時空の神社の中に入った。
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奥羽♪ - 更新しました (2018年1月20日 23時) (レス) id: 92252edc3a (このIDを非表示/違反報告)
奥羽♪ - 更新します (2018年1月20日 23時) (レス) id: 92252edc3a (このIDを非表示/違反報告)
奥羽♪ - 更新しました!! (2017年12月27日 13時) (レス) id: 92252edc3a (このIDを非表示/違反報告)
奥羽♪ - 更新します (2017年12月27日 13時) (レス) id: 92252edc3a (このIDを非表示/違反報告)
七見(プロフ) - 更新しました! (2017年12月26日 13時) (レス) id: ced2403378 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黄昏猫 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2017年7月17日 20時