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1日目(1/12)月夜の通り道 【鈴鳴 桜羅】 ページ14

「…ぎゃあああぁぁぁあああぁぁぁ!!」
その声を聞いて肩を跳ね上げた。

「この声は・・・て事はもうすぐ。」

遠くから猛スピードで走ってきた何かを横に移動し素早く首の何かを掴んだ。

「いやぁぁぁぁぁぁぁ!食べないでくださいいいいいいい!」
「私よ。桜羅よ。誰もとって食おうなんてするわけがないでしょ。」
「すず、すずなの?」
「そうだよ。(「すず!」おっと、いきなり抱きついて来ないで、びっくりするじゃん。」
「ごめん。嫌だった?」
「びっくりしただけよ。嫌とは、言ってない。」
「ふふふ」
「何でにやついてるのよ!私の何処が可笑しかったわけ⁉」
「すずが照れた事!」
「・・・で、何で走ってきた訳?」

すると、犬崎は顔を青ざめていた。

「犬の犬の首が転がってた・・・」
「はぁ、それって貴方が持って居たものじゃないの?」
「・・・あ!」
「行くよ。回収する。」

犬崎に案内して貰ったところには人だかりができていた。
桜羅は営業スマイルと言葉を巧みに使い、犬の首の側まで来て、手を合わせ、目を閉じた。周囲は犬崎を含め不思議そうに見ていた。

「今、この刻汝の姿を射ているものよ。魂に意を沈め、眠り給うなり。」

そう言うと、周囲に居たものは倒れ込んで閉まった。

「ふぁー、急に眠く・・・」
「さき!貴方まで寝ちゃダメじゃない!」
「あ!そうだった!犬の首・・・犬の首・・・あった!」
「回収できた。それじゃあかe(「何してるのですか?」貴方何故起きられるの!」

月はとうの昔に雲に隠れて出てくる気配がない。
相手の顔は見えなかった。
さてはて、その者は一体誰なのか。
それはまた、次の幕で。

1日目 (1/13)(前) 封印された主の使い魔 帰り道にて 【隆露・コム】→←1日目(1/11) 犬神はビビり 【犬崎 恋】



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奥羽♪ - 更新しました (2018年1月20日 23時) (レス) id: 92252edc3a (このIDを非表示/違反報告)
奥羽♪ - 更新します (2018年1月20日 23時) (レス) id: 92252edc3a (このIDを非表示/違反報告)
奥羽♪ - 更新しました!! (2017年12月27日 13時) (レス) id: 92252edc3a (このIDを非表示/違反報告)
奥羽♪ - 更新します (2017年12月27日 13時) (レス) id: 92252edc3a (このIDを非表示/違反報告)
七見(プロフ) - 更新しました! (2017年12月26日 13時) (レス) id: ced2403378 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黄昏猫 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/  
作成日時:2017年7月17日 20時

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