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鬼を連れた隊士 ページ15

NOside


屋敷の縁側はポケーっとしていた



狂柱、狂花A



彼女の鼻に蝶々が止まる




『はっくしょんっ…』





くしゃみをし、また空をポケーっと見上げる



そんな毎日を繰り返す彼女のもとに



鎹鴉が報告しに来た




鴉「カァカァ!!鬼ヲ連レタ隊士ガ二ツイテェ!!


  柱合会議ガ行ワレル!!」



『ちゅーごーかいぎ?』



鴉「早ク向カウゥ!!!」



『おー』




日輪刀を腰に携え



産屋敷邸に向かう




『ねむ…』



伊黒「…狂花か」



『あ、おばないだ。おはよ』



伊黒「あ、あぁ、おはよう」



『ちゅーごーかいぎってなに?』



伊黒「俺たち柱が集まり会議をするのだ


  今日は鬼の連れた隊士がいるそうだ


  全く、意味がわからん」



『鬼をつれた、たいし?』



伊黒「なんだ、聞いてないのか?


  ……はぁ、まったくお前は」



『……ごめんね、おばない』



伊黒「…いや、構わない


  ……そういう忘れっぽいのも

 
  お前らしさだろう」



『?』




伊黒「……ただの戯言だ」




そう言う伊黒の顔は少し紅潮していた



伊黒もまた、胡蝶と同じく



狂柱が愛しくて堪らないのだ




『おーばーなーい』



伊黒「…はっ、なんだ?」



『はやくいかないと、おくれる』



伊黒「あぁ、そうだな」



『手、つなぐ』



伊黒「はぁ?!////なっ、何を言ってっ!!/////」



『はやく、つなぐ!』



伊黒「〜っ//……わかった///」



『やった』







手を繋いだまま産屋敷邸に行くと



既にいた、胡蝶に鋭い眼光が伊黒に向けられたとか。





産屋敷邸に鬼の連れた隊士基



竈門炭治郎が連れられてきた





柱達が炭治郎の処分について言い合う中



狂柱は炭治郎の周りをぐるぐる回っていた




煉獄「む?なにをしているんだ?」




『…ほんとに鬼をつれてるんだ。


 鬼のけはい、きみからもする


 ……。


 鬼を連れてどうするの?


 ねぇ?教えて欲しいなぁ?!


 君のただの同情や、甘い考えのせいで


 鬼殺隊が中身から崩壊することは


 考えなかったの?!


 ねぇねぇねぇねぇ!!!


 教えろよ!?』



まるで人が変わったように叫ぶ彼女に


柱達は目を丸くした


それは炭治郎も同じだ




伊黒「っ、おい。A」



『伊黒、なんだ?』



伊黒「…離してやれ、お前まで隊立違反になるぞ」



そう言うと彼女は大人しくなる

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あき - すごい!!!!!!読んでてとてもとても言葉で表せない程凄い気持ちになりました!!!!!! (5月26日 21時) (レス) @page23 id: 9c80678577 (このIDを非表示/違反報告)
啞羈籮 - 終わった? (2020年9月7日 22時) (レス) id: 9a6140deac (このIDを非表示/違反報告)
輝夜(プロフ) - この作品、とても面白いです!更新頑張ってください!応援しています!! (2020年5月23日 16時) (レス) id: 4d34a234b5 (このIDを非表示/違反報告)
スモークサーモン - ねえ今どんな気持ちねえどんな気持ちねえどんな気持ちぃー (2020年4月13日 21時) (レス) id: 99f545fffc (このIDを非表示/違反報告)
kyasuta - 作者羨ましい(いろんな意味で)これからも頑張ってください。 (2020年3月24日 15時) (レス) id: a847137800 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リキュール | 作成日時:2020年2月26日 19時

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