鬼滅の刃に百合の花を咲かせましょう

喋喋喃喃【竈門禰豆子】※ ページ22

Aside


彼女に惚れたのは



縁起が悪いことに柱合会議だった



正直鬼など認めるつもりは毛頭なくて



でも、箱から出てきた彼女は



とても愛しくて



この子を私のモノにしたいと思った



自分と同い年なのに



やけに彼女の方が子どもに見えて



それが可愛くてしかたない









禰豆子「むっー！」




『ん？禰豆子ちゃん、どうした？』




禰豆子「むっ！」






彼女の手には




少し不格好な花の冠があった




禰豆子ちゃんはずっとニコニコしていて




彼女の気持ちを汲み取り




彼女の前で腰をおると




彼女は私の頭にそれを乗せてきた





『ふふっ、ありがとう』



禰豆子「むっー！」







こんな純粋な子が




私のような女の恋人でいいのかと




たまに不安になる




でも、そんな不安も




いつも彼女が吹き飛ばしてくれる








夜になると私の下で乱れる彼女を見ると




もっと求めて欲しくてたまらない




もっと私によがって欲しい




甘い声で愛を囁く彼女に




今まで散々魅了されてきた




そのたびに彼女への"好き"がつのっていく





自分の恋が加速していくのが自分でもよく分かる









禰豆子「好きっ…」




『うん…私も好き』




禰豆子「あ"っ…///」




『もう限界…？』




禰豆子「う、うん…っ///」




『いいよ、ほら』




禰豆子「っん…///……っはぁ///」




『ふふっ……可愛い』





そう言い彼女に接吻を落とす




歯列をなぞり、舌が絡まる




その度に自分も甘い声が出て




それに反応した彼女が




私を組み敷く




それがいつもの流れ




でも、別にいい






お互いに愛が感じられるのならば。







今日もまた貴女をもっと好きになる




貴女も同じ気持ちだろうか





end…


《おまけ》




冒頭と花の冠をシーンを見ていたかまぼこ隊




炭治郎「ね、禰豆子…」



善逸「うわぁ"───！なに？！


　 天使と天使が絡み合ってるよ！！！


　 なに？！俺今日死ぬのかな？！


　 なぁ、炭治郎！！！」



炭治郎「静かにしろ！…おれは禰豆子が幸せなら



　 相手が誰であろうといいんだ」



伊之助「なんだかホワホワする…」




炭治郎「ふふっ…やっぱり禰豆子は可愛いな」




善逸「あぁ、この空間尊い…」



炭治郎「それは共感する」←



伊之助「(ん？尊いってなんだ…？)」





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