3��罰ゲーム ページ4
「うわ、覚えてたのかよ」
「という事で樹罰ゲームけってー！」
「はぁ！？俺！？まてまて慎太郎お前！」
「残念でしたー俺は樹より1点高かったんですー」
「AHAHA！そんな変わんねーじゃん！」
「くそまじかよ…で、罰ゲームってなに？また焼肉奢れとかなしだからな。」
「んーもう焼肉は飽きたしぃ……あっ、ねぇAさんいるじゃん？」
一人の女子が私の名前を言い少し体が強ばった
「ん？あー、あの優等生？」
「そう。めっちゃ頭いい子。罰ゲームさ、あの子と夏休みの間付き合うってどう！？」
そう言われた瞬間私は全身が粟立った
罰ゲームってなに…誰がなんの権利でそんなこと言ってるの…
「はぁ！？まじかよ！」
「あの子ずっと勉強してそうじゃん？だからあんたの休み明けの実力テストの点が上がるように教えてもらいなよ〜」
「お！それは確かにいいかもな」
「いやいや、マジ勘弁。おれ夏休み予定詰まってんだけど」
いやいやいや、こっちこそ勘弁してほしいわ
と心の中でつっこむ
「金澤に聞いたんだけど、樹の成績まじでやばいらしいよ。このままだと留年もありえるって」
「ほんとに！？樹やばいじゃん！」
「だーかーら、Aさんと1ヶ月付き合って勉強教えてもらって、夏休み明けたらフレばいいじゃん。救済処置だと思えばいけるでしょ」
次から次へと失礼なことを言う彼女ら
私は腹が立った。私よりも下なくせに私のことを劣ってる言い方をするあの人達に
グッと拳に力が入る
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作成日時：2020年10月29日 18時
