幼馴染みから先に。

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おっと。この状況どうする有岡大貴!!


いのちゃんなんか手招きして
「はやくぅ〜慧ちゃん風邪ひいちゃうよ〜」とか言ってくるしさ。



有 「いのちゃん!!自分でやりな」

慧 「えーやだあ」

有 「････わかったよ。やればいいんでしょ！！」


あっー！！！！もうしらないよ！？
髪乾かすだけだし。うん。よし！


俺といのちゃんの家は隣同士でベランダからベランダに飛んでいけるくらいの近さだ。

俺はひょいっといのちゃん家のベランダに移った。


慧 「わぁー大ちゃんすごーい ´`゜ﾁ´`゜ﾁ」
なんて拍手してるし。
俺が飛んでくんのなんか珍しくないだろが！



有 「ほら、俺きたから。はやく髪乾かそ？」

慧 「はーい。ドライヤーそこだよ〜」

有 「...おじゃましまーす」


いのちゃんの髪はふわふわしてるのにさらさらしてる。シャンプーの香りがなんともねぇ･･････


って俺は変態か！



慧 「大ちゃん髪乾かすの上手だね〜」

有 「あぁそれはどうも」



10分くらいで髪は乾いた。
クシでとかしてはい終わり！


有 「いのちゃん！終わったよ！」

慧 「････」

有 「いのちゃん？まさか？」


顔を覗けば
こりゃまた無防備な顔して寝てるいのちゃん。


有 「っ...かわいいかよ...」



しょうがないなぁと思いながら
いのちゃんをお姫様抱っこしてベッドに寝かす。


有 「かわいい寝顔。

無防備ないのちゃんが悪いんだよ。」


俺はいのちゃんのおでこにそっと口付けをした。


『おやすみ。』
俺は自分の部屋に戻った。









はぁ･･････心臓持たねぇーよ。

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