買い物って買い忘れがあると凄く疲れるよね ページ11
銀｢おっさーん、特徴聞き忘れたって…｣
その視線の先にいたのは。
雪｢あ、銀時さん。見つかりましたよー。｣
さっき助けた狐面のガキだった。
雪｢迷子になっていたらしく…ご迷惑お掛けしました。さ、挨拶を…｣
雪衛門が優しく声を掛けるとサッと後ろにしがみついて隠れてしまった。
雪｢こらっ…はぁ。すみません…この歳になっても人見知りが凄く激しくて…｣
銀｢あーいーっすよ。全然。俺も昔そんなんでしたから。｣
ってなんか気を使う羽目になってるし…
雪｢じゃあ私はこれで…｣
と俺に向かって言葉を告げるとガキの目線に合わせるようにしゃがんで
雪｢お父さん…ちょっと忙しいから夕方になるまでしばらくここにいなさい。ね？｣
と今度こそこの場から離れた。
ポツーンと狐面のガキと残されて沈黙が続く。
大体、一応戦場だからなここ。娘預けてもいいのか？ここに。
1人で悶々と考えているとヅラがやってきた。
■□■
桂｢何、雪衛門殿の娘さんだと。｣
チラリとガキの方へ向くとガキはビクッと震えそっぽを向いた。
銀｢実はな…アイツ、迷子になったらしくてよ…それで探しに行ったらたまたまアイツ見つけていじめられてたんだよ。｣
桂｢なるほど…でも、おかしくはないか？｣
銀｢あ？何が｣
桂｢多分、幼き頃からここで暮らしていた訳であろう？じゃないとあんな旅館大きくならないしな。だから迷子と言うよりも…｣
銀｢故意的に呼び出されたってことか。そうなのか？｣
と聞くとチラッとこちらを見てプイッとそっぽを向く。
銀｢可愛くねェガキだなお前っ！｣
なんか無性にイラついてしまう。たたたたーっと寺の中へと入って行ってしまった。
ドン
高｢…なんだ…このちっこいガキは。｣
ビクッ
不機嫌な高杉はガキの方を見、ガキの方は高杉を怯えながら見ている。その図はまさに蛇に睨まれた蛙だった。
桂｢ああ、雪衛門殿の娘らしい。｣
逃げられると追いかけるよね→←誘い文句に乗ってしまったら騙されてた
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叶優(プロフ) - すみません！手違いでイラストが反映されていませんでした。イラストが見れるようになったのでぜひ見てください。 (2019年6月18日 23時) (
レス) id: 03562ee42c (このIDを非表示/違反報告)
はかたのォしお！！ - 更新頑張ってぇぇぇぇ (2019年6月15日 14時) (レス) id: ec73fc1a8a (このIDを非表示/違反報告)
叶優(プロフ) - クミコさんさん» ありがとう。…いやでもなぜこんな事になってるんだ… (2019年6月3日 21時) (レス) id: 03562ee42c (このIDを非表示/違反報告)
クミコさん - 初コメ失礼しやーす！この作品、面白くて好きです！更新楽しみにしてます！ (2019年6月1日 17時) (レス) id: 6cd51c2a27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：叶優 | 作成日時：2019年5月30日 18時
