悪女はまだまだ物足りない【鬼滅の刃】２

参拾捌 ページ10

『ありがと、お母さん。




私を産んでくれて』




母「……A？どうしたの？」




『私…行ってくるね…！』




私の腰にはちゃんと刀。




私は隊服を着ている。




この場にいたらもう��この世にいない��お母さんに溺れてしまいたくなる




早いところここから出なきゃ




みんなに危機が迫ってるかもしれない




『……私、頑張るからね…！』




私の刀を抜き、自分の首を思い切り斬った




後ろからの悲鳴も、だんだんと薄れてきている




＿＿＿
＿＿＿＿
＿＿＿＿＿




『………はっ、皆んなっ！！！』




勢いよく体を上げると、みんなは眠っている




禰豆子が私を起こしてくれたのだろうか…




とにかく、みんなを守らなきゃ！




その場にウジャウジャと出てきている鬼を斬る




『鴉、今すぐ！近くにいる隊士がいたら無理はしないでって伝えて！』




その時だった




杏「……む、…」




『…！煉獄さん、起きてっ！！！




っ、クソっ！




夜の呼吸 肆ノ型 薄月夜』




杏「………よもやよもや！噂を信じるのもよくない！




それに、眠ってしまっていたようだ！




穴があったら入りたい！」




『…！煉獄さん、皆んなが全く起きない！




それに…乗客が危ない！』




どかぁぁぁん！




『…！ぜっ、善逸っ！？』




善「俺がAちゃんを守る




雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一線４連」




『善逸……男らしいよぉ…今だけ←』




善「…ふがっ！




えっ！何これ！あっ、Aちゃん！」




『善逸！




簡潔に言う、乗客を避難！




急いで！




煉獄さん、私は前方５連を守ります




炭治郎が起きるまで後ろの３連頼みます！




起きたら、炭治郎に善逸と乗客を避難させるよう伝えてください！




ではっ！』




急いで前方に向かい、前方の乗客を守っていた時。




ﾄﾞｶｧｧｧｧｧｧｧｧﾝ!




善逸の時よりもっと大きな音がなった




『……！十二鬼月…！？』




列車が倒れ、私は外に押し出された




そこには、片目を失った煉獄さんと十二鬼月




『煉獄さんっ！！！』




？「…お前も鬼になろう！」




『なる訳ないだろ…』




？「お前は強い！




きっと鬼殺隊最強の強さだ！」




『煉獄さん、大丈夫ですかっ！？←スルー』




？「聞けっ！




杏寿郎、お前も鬼になれ！




２人は強い、鬼になったらもっと強くなれる！」




『ならない




なりたくないから』




？「そうか…




ならば、殺すだけだ」

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