悪女はまだまだ物足りない【鬼滅の刃】２

参拾陸 ページ4

〜任務当日〜
『えっ、炭治郎達もなの？』


杏「うむっ！言い忘れていたな！」


『心強い』


杏「では向かうぞ！」


話によると、炭治郎達は後で合流するらしい


『死ぬわ…』


杏「む！愛佳のことか？」


『…愛佳の話題出さないで。、私が黒幕って思ってるんでしょ？』


杏「嗚呼思っている！」


『…なら、何でそんなに私と話すの…』


杏「愛佳少女を本当に傷つけているとは限らない！また、その場を見ていないからな！だからと言って、A少女を嫌うわけでもない！差別は大人気ないからな！」


『ふ、ふ〜ん…？←嬉しい』


杏「ところで…本当に愛佳少女を傷つけたのか？」


『…は、？傷つけてないって言ってるでしょ。まず、何で傷つけないといけないわけ？』


杏「ううむ…信じれるかも知れないが、信じ難い話でもある！実際愛佳少女は傷を負っていた！ならば、あの傷は何の傷だ！」


『…私説明したよね？愛佳に呼ばれて行ったら愛佳に刀キャーをされたの。私を数回刀で刺してきて、その後愛佳が愛佳自身に傷をつけて叫んだ。それが全ての真相だと言っても信じないんだろうけども』


杏「うむ…この傷の話は保留にしておく。あと一つ、A少女は弱いのか？」


『失礼だなオイ』


杏「言葉が足りなかった！噂でな、A少女は技を使えず、手柄を奪って柱になったという噂があるんだ！それは本当なのか？弱いのか？」


『まんまと技使えるわ。まず誰の手柄を奪えっていうのよ。地道に頑張って柱になったんだよ、馬鹿野郎。私は頑張って努力して柱になった。刀を握って３ヶ月で柱になった。鬼をたくさん倒して、人を助けて。なのにみんなは私の努力すら噂で消そうとするの？』


杏「…」


『私は頑張ったのに、誰も信じない。人間ってそう…！いつもいつも流れてきた噂ばっかり信じて、陰でヒソヒソと悪口を言う！こんなのどこが正しいって言うの？愛佳に奪われたお母さんも…もう帰ってこないのに…！！！』


杏「愛佳少女に奪われた…？お母さんを…？」


『私の味方の人には私の過去を全て話してる。愛佳の味方の人には教えないわ。個人情報』


杏「そうか…」


『あ、すみません。弁当を一つ』


杏「む！俺も頼むとしよう！弁当をまずは拾！よろしく頼む！」


店「えっ、かしこまりました」


『話が戻るけど…煉獄さんはやっぱり愛佳を信じる？もし愛佳と私が昔、ある繋がりがあったとしても…？』


杏「よもや、それは初耳だ！繋がりがあるのか？」


『教えない。教えたいくもない』

新作です→←忘れた方の為の簡単なあらすじ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す