悪女はまだまだ物足りない【鬼滅の刃】２

肆拾 ページ15

『あ、え、ちょ、待てッ！』




と言う言葉はもう聞いてくれなくて。




そのまま上弦の参は消えていった




炭「逃げるなぁぁぁぁぁぁあ！




お前は逃げた！




日光からでなく、俺たちから！



負けるからだ！




負けたくないなら正々堂々戦え！




煉獄さんとAの勝ちだ！




お前は負けたんだぁぁぁぁ！」





『炭治郎、辞めよう』




善「炭治郎…」




伊「炭助…」




杏「竈門少年、辞めろ。




叫ぶんじゃない




傷が開くぞ。




竈門少年に話があるんだ




俺は…君を認める。




鬼を認めるとする。




一緒に戦ってくれた。




だからこそここに俺がいれるんだ。




そしてA少女。




君のことは…次の柱合会議の時に話させてもらう」




え、急に何？




『それは良いけど…とにかく、蝶屋敷へ。




炭治郎、善逸、伊之助も行くよ。




話はそれからだ』





＿＿＿＿＿蝶屋敷にて。




し「どうしたんです…ッ！




煉獄さん、とにかくこちらへ！！




炭治郎君と善逸君と伊之助君はアオイ、なほ、すみ、きよ！




よろしく頼みます！」





杏「ううむ…迷惑かけてすまないな…」




『しょうがないよ、煉獄さん




相手は上弦の参だったんだから』




炭「そうです、煉獄さん、気になさらず！」




し「そうですよ、これほどの怪我で済んだのも不安の幸運です。




それに、相手は上弦の参。




命辛々帰ってこれたんです、めでたいことですよ」




『そうだよ、ほら、治療治療！』




杏「ううむ…感謝するぞ」




感謝されちった☆←




それから数時間後。




炭治郎はあばらを５本、左腕を骨折。




善逸はあばらを２本骨折。




伊之助はあばらを４本骨折。




そして…煉獄さんは左目失明、左腕切断、あばらを５本骨折…。




みんな重傷を負ってしまった




『ごめんなさい、煉獄さん…。




私がもっと早かったら煉獄さんは…ッ！』




煉獄さんの失った左腕と眼帯がされている左目を見るのも痛々しい




杏「そんなに自分を責めるな、A少女。




もし、後少しだけでもA少女が遅れていたら、俺の命はなかっただろう。




きっと死んでいた




きっと、ここに帰ってこれなかっただろう。




これは、右腕の右目がなかっただけでも、幸いなんだ。




自分を責めるな




悪いのは…全ての黒幕、無惨だけだ。




A少女は強い、誇りを持て。




決して自分を恨むな」




かっけぇ…←

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