新！伊黒さんとのDestiny【短編集】

片思い ページ14

注意！
今回は夢主ちゃんの片思いです！
伊黒さんは全て原作通り！！




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小「甘露寺、良かったら今からお茶でもどうだ」




蜜「え、良いの！？
嬉しいわ！行きましょ！」




そう言って笑い合いながら歩いていく２人の背中を眺める




体が凍りつくように寒く感じる。
嗚呼、あの２人と私は近くて遠い。




そんな存在だ。




私は一応柱だ。
伊黒さんとは何度か任務で一緒になったことがある




私は伊黒さんを好いている。
でも、伊黒さんがみているのはたった１人だけ。




蜜璃ちゃんだ。
ずるい、ずるいなぁ、……




悔しい気持ちと、どす黒い気持ちが混ざりあう
こんな気持ち、嫌なのに。




蜜璃ちゃんは悪くない、悪くないんだよ。
なのに、嫉妬は増えるばかり。




『……私の負け、……かぁ、……』





初めから勝負なんてしていない
勝負なんてしようがないじゃない。




だって、……




『初めから、決着が着いているんだもの』




２人で歩いていく。
背中は見えなくなる。




笑顔が見える。
頭の中で想像が膨らむ。




嗚呼、こんな気持ちになるなら好きにならなければよかったのに




伊黒さんは初めから蜜璃ちゃんだけ。
私が勝手に間に入ろうとしただけだ




立場は近い。
でも、心の距離は遠いんだ。




伊黒さんが幸せになってくれるなら、
私はいつだって作り笑いで過ごせる。




『伊黒さん、……私は今日もあなたを思い続ける』









……え、何これ(((殴

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