転生先は吸血鬼のいる世界【SERVAMP】 (ページ2)

今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:24,980 hit

死亡＿１ページ2

時はマフィア同士の抗争真っ只中。

私の任務は敵組織の殲滅だ。

治と中也には
後方支援を頼んでいるけど、大丈夫だろうか､､､

敵の組織は今頃大ピンチなんだろうな。

そろそろかな？

貴「よし、殲滅だ！」

部下1「ですが咲之宮幹部！！ここら一体は敵の罠だらけで進むには大変危険です！！」

部下2「別の道から行きましょう！！」

貴「ここがベストなんだ。後ろで治と中也が頑張ってくれてるのに
ここで引き下がる訳にはいかないだろう？」

そう言って私は1歩踏み出した。

大丈夫。
自分でいうのもなんだけど私ってかなり強運なんだよね。

いつだって自分の選んだ道に、不正解は無かった。

＿＿＿＿＿ドォォォォォン

貴「っ！？」

一瞬、何が起きたか分からなかった。

理解出来なかった。

体が吹き飛ばされる感覚。

あーこれ肋数本折れたな、

足も感覚がない。

ってかねーわ。

片足どっかに吹き飛んだわ。

これは地雷踏んだなー､､､

なんでこんな冷静なんだろ私、

あー全てがスローに見える。

耳鳴りがする。

ふと、今までの人生が頭をよぎった。

嬉しかったこと、悲しかったこと、嫌なこと、楽しかったこと。

初めて人を殺した時、初めてマフィアに入った時、
初めて治と中也にあった時、紅葉とエリス嬢と女子会した時、

これが走馬灯か､､､

思えば私の人生糞最悪なことばかりだったな､､､
初めて殺したの、一応私の両親って奴だったし。
でもその分、マフィアに入って楽しかったことも沢山ある。

もう会えないのかな､､､

最期くらい一言言わせて欲しかったよ､､､

ってか死に方かっこ悪い､､､

あーあ､､､

視界がぼやけて、意識が遠のいていく。

どうやら吹き飛ばされたあとの打ちどころが悪かったらしい。

＿＿サヨナラだね、皆､､､

私の意識は完全に途切れた。