陽だまりの絵画展。 (ページ7)

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涙は止まらないし、携帯はずっと鳴ってるし、もうパニック状態だった

ES「さっきの人、マネージャーさんですか？」

携帯を見て気づいたのか

「...そうです。さっきは私がここにいる事を隠してくれてありがとうございます」

ES「さっきの人、すごく怒った顔してました。怖かったですよね、大丈夫ですか？？」

お店にはあまり日陽が刺さないのに

この部屋には陽がたまりやすくなっていて、なんでも話してしまいそうだ

ES「...芸能界は大変ですよね、僕の従兄弟のヒョンも俳優なんです。それで、いつも大変だって言ってます笑」

「そうなんですね、、」

ウンサンくんの従兄弟の人も俳優なんだ

ES「Aさんはすごいです、あんなマネージャーさんの元でずっと逃げずにいましたし」

「すごくないですよ、私はマネージャーから逃げましたし。」

ES「それでも偉いです。^ ^ 自分を責めたらダメなんですよ？」

多分ウンサンくんは私より年下なのに、こんなにも落ち着いていて、安心する

ES「Aさんは敬語外していいですよ、それと、ウンサンで大丈夫です。...あと、なんで逃げてたか聞いてもいいですか？」

ウンサンくんにはもう全てを話せる気がした