66話 ページ27
一瞬、何が起こったのかわからなかった。
ただ気づけば私は風丸くんに抱きしめられていて
体育館の床に打ち付けたのか、背中が少し痛かった。
風丸「っ……A！怪我ないか！？」
貴方「え、う、うん…」
全く状況を把握できない。
私、なんでこんなに風丸くんに心配されてるの？
どうして風丸くんはそんなに安心した顔してるの？
貴方「いま、なにが…」
私が聞くと、風丸くんは体勢を立て直して教えてくれた。
風丸「これ」
風丸くんの指差すところには、割れた植木鉢。
…あぁ、やっとわかった。
誰かが、2階の管理室から落としたんだ。
恐らく、私を狙って。
もし、風丸くんがいなかったら……
そう思うと、背筋がゾッとして急に怖くなった。
風丸「はぁ……気づいてよかった…」
貴方「あ……ぁっ…」
風丸「大丈夫、大丈夫だから」
怯える私を、そっと抱き締めてくれる。
ありがとうって言いたいのに、震えてうまく喋れないよ…
風丸「無理して喋ろうとすんな、わかってるから」
背中を優しく摩ってくれる感覚がとても心地よくて、なんだか安心した。
塔子「A！大丈夫か！？」
秋「Aちゃん！！」
音が相当響いたのか、こちらから呼ばなくてもクラスメイトや先生が駆けつけてくれた。
貴方「うん……落ち着いた」
先生「2人とも、あとで生徒指導室で状況を聞かせてくれるか？」
風丸「はい、わかりました。…A、行けるか？」
貴方「大丈夫。私も行きます」
一体、誰がこんなことを…？
・
？「…ﾁｯ…」
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ちはる(プロフ) - smolさん» 私も8年間片想いしてても成就しなくてつらいです…(ﾉД`) (2017年5月3日 15時) (
レス) id: 1300a3a245 (このIDを非表示/違反報告)
ちはる(プロフ) - o(^o^)oさん» 風丸様最高すぎますー！！ (2017年5月3日 15時) (レス) id: 1300a3a245 (このIDを非表示/違反報告)
smol(プロフ) - 風丸君がカッコよすぎて辛いんですがどうしたら良いですか(真顔← (2017年5月3日 15時) (レス) id: 0088624482 (このIDを非表示/違反報告)
o(^o^)o - 風丸一朗太様ー！！サイコー！！ (2017年5月2日 23時) (レス) id: 46f86ca16f (このIDを非表示/違反報告)
ちはる(プロフ) - 明神川紗夜さん» ありがとうございます！！！がんばります(´；ω；｀) (2017年4月2日 0時) (レス) id: 1300a3a245 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちはる | 作成日時：2017年2月6日 18時
