64話 ページ25
秋「そう、清水さんが…」
塔子「あいつほんっとムカつくなー！Aが何したっていうんだよ！」
翌日、私は早速秋に相談してみることにした。
2人とも親身になって相談に乗ってくれるから、こういうとき本当に頼りになるなぁ。
貴方「まぁ、清水さんからしたら私に好きな人を奪われたって感じだろうから…」
塔子「でもそもそも風丸が清水と付き合ったのはAを守るためだろ？」
貴方「そう………だけど」
先に吹雪くんと付き合って、風丸くんを傷つけたのは私。
あんな軽い理由で吹雪くんと付き合ってたりしなければ、今もこんなことにならなかったはずなんだ。
貴方「自業自得だよなぁ…」
結局私は、いつも自分のことしか考えてないんだ。
だから自分の気持ちを知るためって口実で、悪い言い方をすると吹雪くんを利用して。
風丸くんと付き合って、同時に吹雪くんと清水さんの2人を傷つけていた。
そのうえ今回は自分にとって都合が悪いことが起きそうだから助けてくれなんて…
「なーに難しい顔してんだ？」
貴方「ぅひゃっ」
唐突に頭をわしゃわしゃとかき回される。
塔子「おー、王子様登場」
秋「おはよう、風丸くん」
私も、秋に続いて挨拶をする。
心配されたくなくて、ちょっと無理して笑顔を作ってみた。
風丸「何かあったか？顔、強張ってるぞ」
貴方「うぅ…くすぐったいよ」
風丸くんは私のほっぺたを触るのが好きらしい。
塔子「それがさ…」
貴方「なんでもないよっ」
塔子の言葉を遮り、「察して」と全力で目で訴えると、塔子も理解してくれたらしく小さく頷いた。
風丸くんは……ちょっと、不安そうな顔。
風丸「…そっか。何かあったらすぐ俺に言えよ」
それ以上何も言わずに、風丸くんは友達のところへ行ってしまった。
なんか、避けたみたいになっちゃったかな。
後でちゃんと話さないと…
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ちはる(プロフ) - smolさん» 私も8年間片想いしてても成就しなくてつらいです…(ﾉД`) (2017年5月3日 15時) (
レス) id: 1300a3a245 (このIDを非表示/違反報告)
ちはる(プロフ) - o(^o^)oさん» 風丸様最高すぎますー！！ (2017年5月3日 15時) (レス) id: 1300a3a245 (このIDを非表示/違反報告)
smol(プロフ) - 風丸君がカッコよすぎて辛いんですがどうしたら良いですか(真顔← (2017年5月3日 15時) (レス) id: 0088624482 (このIDを非表示/違反報告)
o(^o^)o - 風丸一朗太様ー！！サイコー！！ (2017年5月2日 23時) (レス) id: 46f86ca16f (このIDを非表示/違反報告)
ちはる(プロフ) - 明神川紗夜さん» ありがとうございます！！！がんばります(´；ω；｀) (2017年4月2日 0時) (レス) id: 1300a3a245 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちはる | 作成日時：2017年2月6日 18時
