やっぱり ページ35
センゴク「駄目だ」
早速相談するも･･･ですよね。
センゴク「まだこの世界について知らないことばかりだろう。そんな状態で外に行くなんて･･･何が起こるか」
友紀「･･･はい」
センゴク「そうだな･･･この鍵をあげよう」
そう言うと、少しサビた鍵をくれた。鍵には『archive』と書かれている。あー･･･？
スノー「アーカイブ、つまり書庫ね」
ソラ「つまり、書庫に行き、広く世界を知れ･･･と。こういうことやもしれません」
センゴク「そうだ」
友紀「ありがとうございます！」
センゴク「司書官には話をつけておく。書庫はここから左に出て二つ目の通路を右に曲がった所にあるサビた鉄扉だ」
友紀「はい！」
やっぱり優しいです。
† † †
変わって此処は天界。
ミサエル「エ〜レ〜ス〜ティ〜ア〜さ〜ま〜〜！」
エレス「何よミサエル。うるさいわね」
ミサエル「異界人の娘をどうするんですか！？いつ元の世界に送り届けるのですか！？次の仕事はどうするのですか！？というかその仕事を私に押し付け」
エレス「はいはい落ち着きましょうミサちゃん。扉が開くのは2年後なの。ゆっくりと待ちましょ」
ミサエルはしょんぼりした顔で、
ミサエル「ひゃい･･･。でも、他の仕事は山積みなんですから、並行してやっていただきますよ！」
エレス「はいはい、あーホントめんどくさいわね。全くどうしてロズの仕事を私達がしないといけないわけ？」
ミサエル「知りませんよ」
エレス「アイツが押し付けたのね･･･！」
ミサエル「さっさとやれ」
エレス「ハーイ」
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作者名：朱雀 | 作成日時：2016年11月4日 7時
