異世界、私は誰かを思い出す。第１章～海軍本部編～ (ページ33)

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てんやわんやの歓迎会ページ33

「海軍の花」とか言われてる私ですが、本当、むさ苦しくて枯れそうです。新兵さんが会場に来て、各々食事を取り始めたまではいいのですが、指定の席についた途端自慢話やプライベートの話･･･。正直、五月蝿いし帰りたい。まぁ、出来ませんよね。
将校さんも凄い喋ってます。特にクザンさん･･･。私の話をしてもいいんですよ？いいんですけど、そんなにペラペラ喋らないで下さい。私の個人情報が漏れてしまいます。

ボル「まぁ、五月蝿いよねぇ」

友紀「はい･･･」

サカズキさんも、スモーカーさんも、うんうんと頷いている。やっぱり同じなんだなぁ。

サカ「若いのはいいのぅ。あんなに騒いで、あれでも元気なんじゃからの」

叱らないんですね。「五月蝿い！！！」とか、今にも怒鳴りそうですが。
･･･と、思ってもしょうがない事は分かってるので、黙々と料理を口に運ぶ。本当、ここの料理は美味しいな。

クザン「まぁ、これも今日限りだけどな」

はい？

クザン「明日には、グループ別に別れて早くも訓練だ。めっちゃキツイし、厳しいよ。特にサカズキはな」

ああ･･･。確かに厳しそうですね。

サカズキ「明日の訓練内容は、初日じゃからの、優しめにしといてやった」

そう言って、ボードを見せてくれた。
どんな内容なのかな･･･？

筋力アップトレーニング
走り込みグラウンド20周
5分の休憩の後、柔軟、体操
腕立て伏せ、背筋、腹筋(回数は全て100回)
鉄棒トレーニング(身長別に別れ、回数は50回)
終わった者から休憩5分
トレーニング室にて各自トレーニング
終わり次第トレーニング室、グラウンドの掃除
終わったら昼食(30分)
講義室に集合、武器の説明を受ける

友紀「え･･･」

後半はまだいいとして･･･トレーニングの回数多すぎませんか！？これで初日！？

･･･本当、頑張って下さいね。