運命の結果発表 ページ31
海軍本部の大広場に、フルマラソンを終えた新兵達が集まっていた。今日は運命の結果発表。１位から１００位までが先輩の仲間入りを果たす。
センゴク「では、１位を発表する！」
ドキドキ･･･。
センゴク「１位は･･･体力試験、フルマラソン共に一位だった･･････アレス・ジェイソン！」
あの人、２つとも１位だったの！？そりゃ、１位になるよね･･･。
それから次々に順位が発表されていき、最後の人･･･「エイベル・ミラー」さんで終わり。それ以外の呼ばれなかった人は･･･残念だけど、来年再チャレンジするしかない。
この後、合格した百名は各々の島に一旦帰り「挨拶回り」をする。
理由は、いつ生きて帰れるかわからないからだ。海賊と戦って命を散らす海兵も少なくない。だから、お世話になった親、島の人に挨拶をするのが、恒例になっている。
クザン「どうだった？」
友紀「思ったより凄かったです。特に、フルマラソンの最後の関門･･･。あんなの思いつくなんて凄いですね」
クザン「発案者はサカズキだけどな」
ああ･･･。
マグマグの実の能力者だからか、思いつきそうだなぁ。でも、あれ･･･下手したら大火傷するよ？
スノー「最後の結果発表、見てるこっちも緊張するわね」
ソラ「そうでございますね。惜しくも不合格となった者達は、また来年、頑張って欲しいところです」
結果発表は終わったけど、まだ仕事があるらしい。
どうやら、これも恒例の「歓迎会」だという。
場所は海軍食堂･･･ではなく、１階の大ホール。
海軍将校が集まって、めでたく合格した新米海兵と共に食事や酒などを交わす。
さて、大ホールに行きますか。
歓迎会の準備→←新兵採用試験最終日 地獄のフルマラソン 後編
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作者名：朱雀 | 作成日時：2016年11月4日 7時
