新兵採用試験2日目 面接日 ページ28
今日は面接日。クザンさんは、面白味もクソもないとか、色々愚痴を言っていたけど、部屋に戻っても特にすることも無いのでこの日も見学。もちろん、邪魔にならないように隅っこだ。
ソラ「マスター、何だか、私達まで緊張してしまいますね」
友紀「そうだね、ソラ」
スノー「そろそろアナウンスが入るはずよ」
緊張と、少しの好奇心を持って、待つ。
すると、ポーンという、高い音が鳴り響いた。
アナウンス係アリア「一次試験を見事合格した皆様、昨日は良く眠れたでしょうか？それとも、緊張して眠れなかったでしょうか？今日は、二次試験の面接試験です。皆様の努力が報われ、私達の良き仲間となる事を心から願っております。それでは、面接試験についてお話します。自分の名札の番号を呼ばれたら、速やかにご入室下さい。待機している間は、静かにして下さい。ご不明の点がありましたら、近くの海兵にお問い合わせ下さい。では、面接試験を開始します。最初の番号の方は、それぞれの部屋にご入室下さい」
コンコンコン、というノックが、鳴り響いた。
クザンさんが「どうぞぉ」と、言う。何時もはダラダラしてるクザンさんが、こんな日はピシッとしてるのが、少しだけ、カッコイイ。
ソラ「今年は一次試験を突破した者が多いだけあって、少し長引きそうですね。まぁ、頑張りましょう、マスター」
友紀「うん！」
† † †
スノー「クザンは結局寝なかったわね」
クザン「スノーちゃんどんだけ期待してたの･･･俺頑張ったよ？」
新兵採用試験最終日 地獄のフルマラソン 前編→←新兵採用試験 １日目
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：朱雀 | 作成日時：2016年11月4日 7時
