第２３話 ページ27
【Aside】
『……ここ…は…』
目が醒めるとベットの上にいた。
確か怪我をして…
身体を起こすと辺りを見渡す。
あのテントじゃないし、傷は全て手当てされている。
又、外交官が私の手を握って寝ていた。
『外交…官…？』
オス「ん…A…？
A…っ…！
やっと起きたっ…！」
そう言うと私を抱きしめてきた。
寝起きだからなのか、いつもと様子が違う外交官。
オス「２日も目を覚まさないからっ…俺っ…。」
『……２日っ…？』
オス「そうだよ…！
戦争はあの後勝って…今日はグルッペンが戦勝宣言する日で…」
『…‼』
戦勝宣言っ…⁈
あの男がこのタイミングを無化にするはずがない…！
このままじゃ総統がっ…‼
私は、本能的に守りに行く為にベッドからおりかける。
オス「あっ、Aは行ったらダメやで？
ぺ神がダメって。」
『大丈夫よっ…。』
オス「駄目。」
腕を捕まれ、引かれる。
腕の動きが止まったという事は、恐らく強い力で引かれているのだろう。
『お願い…外交官…大丈夫だからっ……』
私は、懇願する形で外交官に言う。
オス「何で？どうして…？」
『………』
言っても…私はここでいる様に言われるだけだろう…
ある突拍子のない作戦が頭の中に浮かび、反射的にそれを実行する。
ギュッ…
私は、外交官を抱きしめる。
オス「…っ…なっ…Aっ…？」
『ごめんね…オスマン…。』
オス「…っ！……うぐっ…⁈」
少し唸るものの、気絶してもたれてくる外交官を私の代わりにベットへ寝かせる。
静かに横になっている外交官を見て、何やら甘くムカムカする衝動に襲われる。
それを振り切る様に、私は外交官から目を背けた。
『インカム…借りるわよ……』
外交官の耳にあるインカムをとる。
ガチャッ
コネ「オスマン、Aの様子どうや〜…
…っ…えっ…何してんの…？」
インカムの回収と同時に、コネシマがいきなり入ってくる。
『コネシマっ……チッ…！』
コネシマがここに居るという事は、今ゾムとシャオロン…ショッピ辺りしか、まともにグルッペンを守れないだろう…
トントンは寝ているはず…
となると、ジャミアから総統は守りきれない…！
コネシマは、私と外交官を交互に見る。
コネ「Aっ…お前っ…！…これはっ…？」
『大丈夫よ…気絶させただけ…。』
私は、窓に近づきそのまま開けた。
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向日葵(プロフ) - 黒兎さん» 何卒、よろしくお願い致します！m(_ _)m (2021年4月9日 1時) (
レス) id: 147319149f (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 黒兎さん» 黒兎様、ご報告ありがとうございます！また、返信が遅れてしまい申し訳ありません！【設定した名前（省略】というのに致しましては、目次の1番下の設定にて変更する事が出来ます！こちらの説明がかなり拙いため、解決しない場合他にご不明な点があれば再びご連絡下さい (2021年4月9日 1時) (レス) id: 147319149f (このIDを非表示/違反報告)
黒兎 - すみません！ 第11話にミスがありましたのでご報告させて頂きました。夢主の名前が、【設定した名前の最初2文字】になってます！ (2021年3月29日 18時) (レス) id: 80b7b02781 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 雪餅さん» 雪餅様、コメントありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです！続編の件も了解です！ (2019年8月31日 0時) (レス) id: 6b871adc31 (このIDを非表示/違反報告)
雪餅 - コメント失礼します！とても面白かったです！！もしよければ続編もみたいです！ (2019年8月30日 7時) (レス) id: 6af2d97fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵 x他1人 | 作成日時：2019年6月26日 0時
