第２１話 ページ25
手を叩く音が聞こえた。
音のする方へ目を向ければ、何故かジャミアが居た。
ジャ「さすが101、同期として嬉しいよ。
相変わらずの戦闘能力だ。」
『…102……どうしてここに…？』
ゾム「誰や……Aの知り合いか…？」
ゾムが、警戒する。
ジャ「なぁに。
101の元仲間さ。
それより、俺はジャミアって言う名前で呼べっつってるだろ？」
『別に…なんと…呼ぼうと…私の勝手…よ…。
貴方も…私の名前を…教えた…のに…呼ぼうとしない…じゃない…。
…それより…何の用かしら？』
ジャ「……101に頼み事があってね…。
どうしても君が協力してくれないと……いや君が居たら仕事に差し支えが出るんだ。」
私が居たら仕事に差し支える…
その言葉で、なんとなくジャミアの仕事を理解した。
『…それは…我々国の幹部の誰かを…殺すことかしら？』
ジャ「…相変わらず…そういう察しは良いよね。
その通りだよ。」
ゾム「はぁっ…⁈」
ジャ「どうだった？
俺の魔力で他より強くなったそこの兵達。
結構手強かっただろ……と自慢したいところだけど、まだ足りないね。
だから…
もう少し怪我を負って貰おうか。」
そう言うと、風が刃のように身を切り裂き始める。
ゾム「…っ…はぁ…⁈
何をっ…！」
ジャ「見ての通り、動けなくしているだけだ。」
『あら…私は痛みを…感じないのよ？』
ジャ「まぁそうだね。
でも、思った通りに身体を動かすのが難しくなるぐらいは効果あるだろ？」
『…今怪我を…負わす…という事は…近いうち…なのかしら…？』
ジャ「その通りだ。
話が早くて助かる。
ターゲットは101の買取主だよ。」
『……総統の事を…言っているのかしら…』
ジャ「もちろん」
ゾム「グルッペンを…⁈」
ジャ「まぁせいぜい頑張ってよ。
なんせ、失敗したら仲間である俺が死ぬんだぜ？
仲間は守るんだろ？
あっ、そうそう。
君は記憶を取らせて貰うから。」
ジャミアの目線が、私からゾムに移る。
パチンッ
１つ指を鳴らす。
ゾム「ぐっ…。」
ゾムは一瞬苦しむものの、すぐになにもなかったように歩き出す。
ジャミアはいつの間にか消えていた。
仲間……ね…
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向日葵(プロフ) - 黒兎さん» 何卒、よろしくお願い致します！m(_ _)m (2021年4月9日 1時) (
レス) id: 147319149f (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 黒兎さん» 黒兎様、ご報告ありがとうございます！また、返信が遅れてしまい申し訳ありません！【設定した名前（省略】というのに致しましては、目次の1番下の設定にて変更する事が出来ます！こちらの説明がかなり拙いため、解決しない場合他にご不明な点があれば再びご連絡下さい (2021年4月9日 1時) (レス) id: 147319149f (このIDを非表示/違反報告)
黒兎 - すみません！ 第11話にミスがありましたのでご報告させて頂きました。夢主の名前が、【設定した名前の最初2文字】になってます！ (2021年3月29日 18時) (レス) id: 80b7b02781 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 雪餅さん» 雪餅様、コメントありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです！続編の件も了解です！ (2019年8月31日 0時) (レス) id: 6b871adc31 (このIDを非表示/違反報告)
雪餅 - コメント失礼します！とても面白かったです！！もしよければ続編もみたいです！ (2019年8月30日 7時) (レス) id: 6af2d97fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵 x他1人 | 作成日時：2019年6月26日 0時
