第２０話 ページ24
【Aside】
『…は…？』
トントンが…？
区切りをつけ、次の戦場地へ応援に向かう途中に、ゾムからトントンの状況を聞いて固まってしまう。
ゾム「早い事片付けて帰るぞ……A…。
……A…？」
トントンが…？
敵兵に…？
『…トントンが……仲間が……人が………契約に反する行為………責任……敵兵の全滅……』
ゾム「…おい…？」
『……』
その時、不意に敵兵が私とゾムの前に現れた。
気配は全く感じなかった。
ゾム「…‼
…チッ……なんやねん…お前ら……」
「上の命令により、我々国の幹部達を始末します。」
…強い……
…こいつらを倒せば…契約違反を取消せるだろうか…？
私は地面を蹴った
ゾム「…‼
おいっ…Aっ…‼」
久し振りに……
“仲間”に危害を加えられた＿
体が軽い…
私は無我夢中に敵を短剣で確実に殺していく。
〔アカイテ〕
……それは銃火器ではなく、近距離戦の短剣やナイフで敵を倒す姿。
自らの手が持つ刃物が、最も近い位置で標的の身を引き裂く時、吹き出す染色の赤が手に付着する。
他人の血で手を染め続けるその姿から、その２つ名がついた。
気がつくと私は大量の亡骸の中心に立っていた。
身体には数本の弓矢や裂くようにつけられた傷、腕には銃痕も見られた。
自分の身体を眺めていると、ゾムが胸ぐらを掴んできた。
ゾム「このアホがっ…‼
無茶しやがってっ…‼
ふざけんなよっ‼」
その頬には、切り傷やすり傷が増えていた。
あぁ…共に応戦してくれたんだ…。
『………』
…余計な怪我をさせてしまった…
ゾム「…なんぼ痛くなくても……身体の作りは普通と同じなんやから……。」
『………余計な心配をさせたな…。
だが、こいつらを倒した事は吉だったろうな。』
おそらく、こいつらは敵国の最後の手段だった可能性が高い。
ゾム「……お前…」
『ほら………次……行く…ぞ……』
途端、平行感覚がなくなった。
そして徐々に身体が傾くが、すぐに体勢を立て直して崩れ落ちる事はなかった。
ゾム「早よ手当てしてもらうで…。」
ゾムが横から支えてくれたから。
そのまま体を横抱きにされる。
『…足手まとい…だろう……
置いて行け……』
ゾム「…ほんまに…つくづくアホな事しか言わんな…。
そんな事…するわけないだろ……」
『……どうだろうn(((』
パンパンパン
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向日葵(プロフ) - 黒兎さん» 何卒、よろしくお願い致します！m(_ _)m (2021年4月9日 1時) (
レス) id: 147319149f (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 黒兎さん» 黒兎様、ご報告ありがとうございます！また、返信が遅れてしまい申し訳ありません！【設定した名前（省略】というのに致しましては、目次の1番下の設定にて変更する事が出来ます！こちらの説明がかなり拙いため、解決しない場合他にご不明な点があれば再びご連絡下さい (2021年4月9日 1時) (レス) id: 147319149f (このIDを非表示/違反報告)
黒兎 - すみません！ 第11話にミスがありましたのでご報告させて頂きました。夢主の名前が、【設定した名前の最初2文字】になってます！ (2021年3月29日 18時) (レス) id: 80b7b02781 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 雪餅さん» 雪餅様、コメントありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです！続編の件も了解です！ (2019年8月31日 0時) (レス) id: 6b871adc31 (このIDを非表示/違反報告)
雪餅 - コメント失礼します！とても面白かったです！！もしよければ続編もみたいです！ (2019年8月30日 7時) (レス) id: 6af2d97fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵 x他1人 | 作成日時：2019年6月26日 0時
