第１３話 ページ16
グル「あぁ、久しぶりだな。
早速だが、報告をしてもらおう。」
3人の後に続いて中に入る。
グル「ほぉ、A。
綺麗なドレスを着ているではないか。」
『何せ着せ替え人形になっていたもので。
取り敢えず…ロボロ。』
私はネックレスをとってロボロに投げた。
ロボ「えっ…？」
『USBよ。
キャップ式。
そこにラーリアの情報が全部あるわ。』
ロボ「…‼」
グル「ロボロ、今分析できるか？」
ロボ「…おん…」
目の前にあるコンピュータに、渡したUSBを繋げてカタカタとキーボードを打ち始めるロボロ。
グル「A、初仕事は良くやってくれたゾ。」
『えぇ。』
正確に言えば、ここに買われての初仕事だけどね。
ロボ「グルッペン…いけるで…」
そう言うとロボロが、コンピュータを総統に寄せた。
その内容を見て総統はニッと笑みを浮かべる。
他の幹部も、総統の方に移動してその中身を覗く。
コネ「…これ…偽造しとんとちゃうんか…？」
ロボ「……偽造形跡はなしや…。」
エミ「では…本当に…ルナさんは…。」
誰も彼もが押し黙った。
中には、ポロポロと静かに涙を流す者もいた。
『…どうしてそんなに落ち込むのかしら？
別にスパイを排除出来ていたんだから結果オーライでしょう？
今回の戦争も勝てたのよね？』
私がそう言うと、一斉にこちらに視線が集中する。
トン「…ぇ…。」
書記長が何かを言う。
『ごめんなさい、聞こえないわ。
もう一度お願い。』
トン「…お前にっ…お前に何が分かるんやっっ‼」
ガンッ
机にヒビが入った。
トン「ええ加減にせぇよっ…‼
俺らにはお前と違って感情があるんやっ…‼
お前みたいなバケモンと違うわっ…‼」
『なら感情を捨てれば良いじゃない。
そんなもの足枷にしかならないわ。』
トン「感情のない人間はただの動物やっ‼
動物のお前には分からんやろなっ‼
たとえ敵だったとしてもっ‼
ルナは俺らの仲間やったんやぞっ‼
それをっ‼
それをっ…お前はっ…‼」
『えぇ、動物よ。
私は動物。
でも、失礼ね。』
トン「バケモンっ…‼
バケモンがっ…‼」
鬱「トン氏っ…！」
もう…どうしてそんなに感情的にならないといられないのかしら。
『…そうね…。
確かに、私は貴方の言う通り化け物よ。
でも、自分から好き好んでこうなったんだから、それで蔑んでいるつもりなら間違いね。
嫌なら殺せば良いじゃない。
そういう世の中なんだから。』
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向日葵(プロフ) - 黒兎さん» 何卒、よろしくお願い致します！m(_ _)m (2021年4月9日 1時) (
レス) id: 147319149f (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 黒兎さん» 黒兎様、ご報告ありがとうございます！また、返信が遅れてしまい申し訳ありません！【設定した名前（省略】というのに致しましては、目次の1番下の設定にて変更する事が出来ます！こちらの説明がかなり拙いため、解決しない場合他にご不明な点があれば再びご連絡下さい (2021年4月9日 1時) (レス) id: 147319149f (このIDを非表示/違反報告)
黒兎 - すみません！ 第11話にミスがありましたのでご報告させて頂きました。夢主の名前が、【設定した名前の最初2文字】になってます！ (2021年3月29日 18時) (レス) id: 80b7b02781 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 雪餅さん» 雪餅様、コメントありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです！続編の件も了解です！ (2019年8月31日 0時) (レス) id: 6b871adc31 (このIDを非表示/違反報告)
雪餅 - コメント失礼します！とても面白かったです！！もしよければ続編もみたいです！ (2019年8月30日 7時) (レス) id: 6af2d97fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵 x他1人 | 作成日時：2019年6月26日 0時
