７話 ページ10
【no side】
エミ「ーーという話をしまして。」
オス「相変わらず、エミさんの小難しい話によくついてこれるなぁ。
まぁ、俺もAちゃんと昨日お茶会したんだけどねぇ〜♪」
トントンがAを嫌がる中、他の幹部からAはいたって人気があるようだ。
鬱「Aちゃん可愛いよなぁ〜‼
…ほれなのに何でトン氏はほんなに冷たいん？」
その質問に頷き、同意の目で皆トントンを見つめる。
トン「…何でって……。」
眉を寄せて明らかに嫌そうにするトントン。
答えをどもる姿に、つかさずひとらんらんが一点に視点をおいて質問をする。
ひと「具体的にA様のどんなとこが嫌なの？」
トン「元々…女の相手は苦手や…。
さらにはあの貪欲貴族の娘。
その時点で俺は無理。」
本当はもっと別の理由があるのに、それをひた隠しにするトントン。
ロボ「親とは違うんちゃう？」
トン「その逆の可能性の方が高いやろ。」
グル「どうやらトントンはAのこと全体的に嫌いらしいな。」
トン「あんたねぇ…。
大体、誰のせいで俺がこんな目に…。」
ゾム「まぁ相手が高位貴族やしな…しかたないわ。」
鬱「なんなら、俺がAちゃんをもろたろか？」
トン「んなもん…できたらとっくにしよる…。」
オス「レナート公爵は、グル氏がダメならトントンか俺にとしか聞かないと思うしね。」
シャ「んでも、こんなん見よったらこっちが悲しくなるわ。
Aはちゃんとトントンのこと考えて行動してるかもしれんよ？」
トン「変な事言うんはやめろ…。
あいつがそこまで考えとるわけがない。
毎日あんな有意義に居られる奴…。」
コネ「AもAでトントンがこんなに冷たいのに気にもせんって図太い神経しとるよなぁー。」
ショ「ですね。
まるで何も知らない様な。」
トン「そんな事はどうでも良い。
…この状況の打開策はあるしな…。」
その言葉に全員が反応する。
ロボ「まさか俺が調べよるやつ…。」
ロボロには何か心当たりがあるらしく、ハッと何かを察した。
トン「そうやで。
レナート公爵は税の横領や流出の禁止されている薬の売買の噂がある。
それが本当ならこの状況を変えれる。」
ひと「…でも、その場合A様はどうなるの？」
トン「様なんか付けなくて良いようになる。
その後の事なんか知った事じゃない。」
鬱「ヒェ〜。
血も涙もないなぁ〜。」
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向日葵(プロフ) - すみれいんさん» 同じ文でも、何度か読むとやはり違見解が出来て、話が広がりますよね！更新の方は遅れていて本当にすみません！m(_ _)m (2020年1月11日 14時) (
レス) id: 6b871adc31 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - 今更新されているところまで読んでからここに戻って1から見るとまた見方が変わっていいですよね。こう…捉え方が変わってきます！！ (2020年1月6日 15時) (レス) id: 0dc2b364d7 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - きのこ(em推し)さん» 返信遅れてすみません！m(_ _)m面白いと言っていただけてとても嬉しいです！応援もありがとうございます！♪( ´▽｀) (2019年10月6日 13時) (レス) id: 6b871adc31 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(em推し) - 面白かったです。応援してます。続編行ってきますｗ (2019年10月3日 11時) (レス) id: 4906f728aa (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - hasuki-さん» お祝い有難うございますっ！！とても嬉しいです！♪( ´▽｀)夏休みに入ったので、おそらくペースがもっとあがる“かも”しれません！（あくまで“かも”です(･･;)） (2019年7月20日 13時) (レス) id: 6b871adc31 (このIDを非表示/違反報告)
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