華が5輪 ページ5
【ゾムside】
あぁ、昨日ここで寝たんか。
目が醒めると食堂にいた。
シッマ達も酔いつぶれたまま机の上で寝ている。
『うぅ〜んっ……はぁっ…』
少し背伸びをして半分寝ぼけた頭を起こしていく。
一回部屋戻るかぁ…。
俺は椅子から立ち上がって食堂を出る。
にしても、昨日のトントンはどうなったんやろ。
結局あのまま帰ってこうへんかったなぁ…。
そんな事を考えながら部屋に向かっているとそのトントンを見つけた。
Aの部屋の扉の横に身体をもたれさせ、マフラーに顔を埋めて静かに目を閉じている。
『トントン？』
トン「…ん…？」
すぐに俺の声に反応して目をさますトントン。
もしかして…
『トントン、一晩中ここに？』
トン「ぁ…まぁな…。」
『寒くなかったん？
風邪ひくで？』
トン「おん…。
でも…な…。」
チラッと扉の方を見るトントン。
『あー…そういう感じな。
ま、頑張って。』
トン「おん。」
俺は取り敢えず、その場を離れて部屋に戻った。
『んー…まぁいっか。』
注意されたら次から止めれば良いし。
あのままじゃトントンが可愛そうやし。
ガタッ
俺は自分の部屋のダクトに入る。
向かうはAの部屋。
『多分…ここやな…。』
網の隙間から部屋の中を見る。
すると、ベッドの上で自分の肩を抱いているAがいた。
何も話さず、ただこっちが分かるぐらいに身体を震わせて何かを怖がっている。
もしかしてトントンが怖いん？
でも違うような…。
「ぉ…様…おか…ま……ラフィ……」
ボソボソとした呟きが聞こえる。
『…。』
よぉ分からへんなぁ…。
俺は静かに部屋に戻った。
【トントンside】
『へぁっ…ハックシュッッ‼
ハッ…ハクシュッッ‼』
どうもさっきから頭がいたい。
まぁここで一晩おったらなぁ…。
寒気もしてくる。
風邪ひいたなぁ…。
でも、自分の体調より譲れんもんがあるんや。
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向日葵(プロフ) - すみれいんさん» ご、ごめんなさい！m(_ _)m通知が来ておらず、気づくことが出来ませんでした……いえいえ、直接見ていないのであまりわかりませんが、私も好きなものには1人ニマニマするタチなので、喜んで貰えた事にとても嬉しく思います！最後の方…結婚シーン…？|・-・)チラッ (2019年6月23日 7時) (
レス) id: 6b871adc31 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - 向日葵さん» すいません、最後と言いましたが、最後の方もう本当にニヤニヤして、最後はふふふふふと気持ち悪い笑いをしてました！笑 (2019年6月9日 13時) (レス) id: 0dc2b364d7 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - すみれいんさん» すみれいん様、コメント有難うございます！ニヤニヤして貰えたとは本当ですか…！？楽しんで読んで頂けたなら本望です！♪( ´▽｀) (2019年6月8日 23時) (レス) id: 6b871adc31 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - 初めまして！一気に読んでしまいました。もう、最後はニヤニヤしました。好きです！ (2019年6月8日 21時) (レス) id: 0dc2b364d7 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - ポピーさん» ポピー様、コメント有難うございます！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))応援もとても嬉しいです！アンケートの締め切りはまだですよ〜！「アンケート！(=ﾟωﾟ)ﾉ」にURLを貼らせて頂いているので宜ければご参加下さい！コメントの方は今回、反映されないのでごめんなさい！ (2019年1月13日 10時) (レス) id: 6b871adc31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵 x他1人 | 作成日時：2019年1月8日 2時
