君はソメイヨシノ (ページ22)

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なんだかんだ慣れてきたもので、この家にお世話になり始めてから数日が経った。

いつものように練習に向かおうとするみんなを見届けようと玄関まで行くと、最後に出ようとしていた碧海が振り向いた。

碧「一緒に来る？」

「え？」

予想外の言葉。

呆気にとられてると、碧海の前にいた翔也も参戦。

木「見学しに来なよ！」

碧「家のことそんな気にせんでいいから」

「でも…迷惑じゃない？」

豆「そんなわけない！来てほしい！」

蓮「豆もこう言ってるし俺も来てほしいな」

いつの間にかみんな集まったみたいで、こんなに言ってくれてるから私も急いで準備をしてみんなに着いていった。

「ありがとう碧海、誘ってくれて」

碧「またおばけ怖いなんて言われても困るしな、俺もう恥ずくてちゅーとか出来ひん」

「なっ………！」

木「なになんの話？」

「な、なななんでもないっ！」

碧「翔也にはまだ早いで」

「碧海余計なこと言わなくていいから！//」

木「え、余計気になるじゃん」

碧「Aは猫みたいやから思わずちゅーるあげたくなるなって話」

木「あぁ！ちょっとわかるかも」

「なんでわかるの…笑」

誘ってくれたのはそういうことだったのか。

思い出さないようにしてたのに…

しかしほんと恥ずかしいな、これ…笑