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☆*:.。. ページ12

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朝からちょー疲れた





「おはよ」





だるそうに教室に入ると
後ろの席から声をかけてきた
この人は私の大親友である、有岡大貴こと大貴





「あ、おはよ」



「ねぇねぇ、さっきの人誰!?」

「ちょーかっこいいじゃん!」

「学校で1番って騒がれてる
北山先輩を抜かしちゃうんじゃない?」





今、大貴が言った北山先輩とは
私たちの一個上の先輩、北山宏光

チャラチャラしてるっていうのが
私の中でのイメージ




というか、そんなことより


「え!?」

「裕のこと知らないの!?」



「さっきの人のこと?」



「そーだよ!」

「大貴と同じ制服着てたじゃん」



「ってことはt…」





キーンコーンカーンコーン


鐘によって大貴の声は消されてしまった





「ほら、早く座れー」




鐘と同時に入ってきた
先生の声によって席に座る





「今日は転校生を紹介する」

「ほら、入れ」



ガラガラ




「きゃー」

「かっこいいー」

「かわいい」


黄色い歓声に包まれた教室


女子生徒たちの視線の先には

☆*:.。.→←☆*:.。.



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作者名:ありす | 作成日時:2016年3月14日 18時

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