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「え、私？」
男「うん」
「いいよ、愛芽ごめんね」
愛「大丈夫だよ〜」
男「ついてきて」
「うん」
屋上まで連れて来られた
そう、これもいつものこと
大体の人が屋上に来る
男「俺、ずっとAのことが好きなんだ
付き合ってください」
顔はカッコ良い方だと思う
でも、私は あなたのことを そもそも知らない
だから付き合えるはずもない
「ごめんなさい」
男「そっか」
「知らない方とはお付き合いできません」
男「俺のこと知らない!？」
「はい」
男「そっか、ごめんね」
「いえ、こちらこそ。失礼します」
なんであの人、自分のこと知られてるって
自信があったんだろう？
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作者名：ありす | 作成日時：2015年12月4日 18時
