第43話 ページ46
「あぁ。人間界への通り道として作り出された本丸を通じて他の神々は人間界に降りて来ていたが、ある者がそれを封印してな。そのせいで俺と上級クラス以外の神々は人間界に降りることが出来なくなった」
茂庭「人間界の歴史というのは最高神様や他の神々、私たち、付喪神であっても絶対に手出しはしていけないモノなんです」
こん「何故ですか！？」
茂庭「当たり前でしょ。本来、歴史というモノは人間が作り出したモノです。最高神様が世界を造り出した創造神であっても、歴史を作ったのは人間でしょ？神々が作り出したモノ以外に手出しをするのは禁句となってるんですよ」
こん「……」
茂庭「刀剣に宿る付喪神でも、彼らは神の末席。そんな方々を人間たちの歴史を変えたい、守りたいという理由で従えていいモノではありません。人間が作り出したのなら人間が自分の力でやらなければ、ね？」
神々の間では人間たちのやり取りに手出しをするのは禁句とされている。
勿論、それは最高神である理玖、閻魔大王である和樹、付喪神である三日月たちでもだ。
人間たちが作り出したモノに力の強い神々が手出しすれば世界の理が壊れてしまう。
人間たちが過去の歴史を変えたい、守りたいという想いは分からないわけではない。
しかし、それでも力のない人間が付喪神であり、神の末席の刀剣男士を従えていいわけがない。
それは神々の間で禁句となってる神が、人間たちのやり取りに手出しをしてるからだ。
しかし、その中で神の末席を持ち出し、神々の通り道を封印し、人間たちの歴史に手を出し、世界の理を壊した裏切り者が居た。
それが…
「時の政府を作り出した先代の政府トップが我ら神の末席を持ち出し、神々を裏切った張本人だ」
こん「–––っ！？」
三日月「なんとっ…！？」
「ソイツは俺や他の神々と違って歪んだ神気と霊力を持っていたからな。三日月たちを人の形で顕現させることが出来なかったが、本霊から分霊を別ける力はあった」
神々の通り道を封印してからこの場所で本霊から分霊を別けてから時の政府を作り上げ、人間たちのやり取りに手出しを始めた。
勿論、自分が神であることやこの本丸のことを隠して…
それにいち早く気付いた理玖がその者を存在ごと消したことによって政府のトップは現在の者になった。
しかし、持ち出され、分霊を別けられた刀剣たちを天界に戻すことは出来ない。
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理玖(元海斗)(プロフ) - 腐男子さん» コメントありがとうございます！青鬼=ブルーベリー色の全裸巨人、でしょうか！？その全裸巨人が誰か分からないですが、面白かったようで良かったです！因みに巨人は……常に全裸ですよ(｀･ω･´)ｷﾘこれからもよろしくお願いします！ｯ (2017年8月9日 15時) (
レス) id: cad6e37131 (このIDを非表示/違反報告)
腐男子(プロフ) - 青鬼で、ブルーベリー色の全裸の巨人が頭に浮かんで吹いてしまったww (2017年8月9日 12時) (レス) id: 0ac4eb286b (このIDを非表示/違反報告)
理玖(元海斗)(プロフ) - 萠さん» コメントありがとうございます！続編、待っててくださるのですか！？ありがとうございます(*´∇｀*)頑張って続編も完成させますね！これからもよろしくお願いします！ (2017年7月10日 3時) (レス) id: cad6e37131 (このIDを非表示/違反報告)
萠 - 続編待ってます！応援してます！頑張ってください！ (2017年7月9日 20時) (レス) id: c6855e4cbe (このIDを非表示/違反報告)
理玖(元海斗)(プロフ) - 空絵エスカさん» 返信遅れました！成る程、やはりそうでしたか。四男、めっちゃ男前ですね！これぞニキですね。次男と三男も四男を見習ってください(笑) (2017年7月9日 16時) (レス) id: cad6e37131 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：理玖(元海斗)
| 作成日時：2017年6月18日 7時
