To my dear

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「え？私にですか？」

「もちろん、風磨にもお願いしようと思ってるんだけど」




とりあえず西本さんに先に伝えておこうと思って。

と言われて、また菊池かよって思ったけど正直1人だと心細いから菊池が一緒なら大丈夫かもってちょっと安心した




不意に、小会議室のドアがノックされて菊池が入ってくる




「お話って何でしょ…うか、」




私の顔を見て笑顔引き攣らせるのやめてほしいんだけど。





「あのね、ちょうど今西本さんに説明したんだけど…」




と、さっき聞いた話をもう一度聞き直す





「新しいプロジェクトのチームを作ろうって話になってて、
俺は、風磨と西本さんの2人に任せたいと思ってるんだけどどうかな？」





そっか、
もうそんなに大きな仕事を任されるまでに成長したのか…

迷惑をかけないように頑張らなくちゃ。




「ぜひ、やらせてください」

「西本さんは？」

「私も、やりたいです」

「良かった。じゃあ、よろしくね？」





期待してるよってにっこりと笑った中島さん

中島さんかっこいいなぁ…って違う違う！
仕事を頑張るんだ



中島さんから詳細を聞いて、それをメモして。






「なぁ、」

「ん？」

「…いや、なんでもない」

「……」

「企画書、作っておこう」

「うん」





…何言いかけたんだろ、







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