To my dear

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やっと終わった…







「A帰るぞ」

「えっ、」

「ん？」

「私1人で帰れるよ」








また、お前さぁ…って言われた





これ以上菊池に迷惑かけたくないって気持ち、わかってくれないのかな。

って思ったけど、そういえば菊池って変なやつだからそんなこと通じないのかって思い直した









「ほら。」

「え、ちょっと！待って」









菊池が私の鞄を持って、エレベーターまで歩いていく







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「あ。お疲れ様です！」







エレベーターに乗ったら松島さんが乗ってた

何回見ても、松島さんの笑顔は癒されるなぁ

疲れが取れた気がする




私の頬が緩んだ







「お疲れ様です」







松島さんの振ってくれる話はどれも面白くて、
あっという間にエレベーターは１階まで辿り着いた

菊池は、その間ずっと黙ってスマホをいじってた







じゃあ、って小さく手を振った松島さんに手を振り返して振り返ると菊池がなんか不満そうな顔してた







「お前さ、」

「何？」

「…松島のこと好きなの？」

「は？」

「……ごめん、やっぱいいや」








え、何？

そんなこと訊いても、菊池には意味無いよね？







なんなの。









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