7本の薔薇を君に。 (ページ9)

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side：you

風磨「ところで先生、今日なんで俺ら呼んだんですか」

中島「あっ、そうだった(笑)

まだ先の話なんだけどね？４月後半に球技大会があるっていう話を他の先生から聞いたから、それを生徒会で本格的に回そうかなって思って。
あと、俺まだ来たばっかでみんなのことあんまり知らないから自己紹介とかも兼ねてみんなで楽しい球技大会にできるようにちょっと考えてみませんか？

…っていう提案なんですけど」

先生がみんなに球技大会の内容が記載されているプリントを渡す

中島先生、この学校に来てあんまり経ってないのに仕事が早い…
いや、生徒想いなのか、？

みんなの目がキラキラと輝き出す

勝利「へぇ～、いいじゃん健人くん！やろうよ！」

岸「そうっすね！今までも生徒会とかやってたけど、どちらかというと先生が回してる感じあったし…」

中島「ほんと！？

みんながあんまり乗り気じゃなかったらどうしよう…って不安だったんだよね(笑)良かったぁ～」

その後は５人で、いろいろと球技大会について話し合った

定年退職された津田先生には申し訳ないけど、

中島先生ってすっごく良い先生だと思う

風磨にめちゃくちゃ推薦されて生徒会に入ったから、あんまりやりたくないな～とか思ってたけど中島先生なら楽しくなりそう

中島「あ、今更なんだけど自己紹介しよ(笑)」

纏まりかけた球技大会の話の最中にそう持ち出した

中島「名前、クラス、あとは好きなこととかいろいろ話してね
俺、先生だからって生徒のぶっちゃけた話が聞けないの嫌だからどんな話でも聞かせて欲しいな～(笑)」