続 ページ44
チームメイトとしては頼りになるが、人としては不思議で仕方がない
彼の内側には興味はなく、知ってはいけないものだとも感じていた
だがそれは興味がないのではなく、興味を持ってしまったら、彼の内側を探ってしまったら、彼に全てが飲み込まれてしまう気がして
先輩として彼を適当にあしらうことしかできなかった
『では、また用を思い出したら来てください』
まるで自身の用事が済んだかのように、彼は山岡を部屋から追い出そうとする
「いや、電話する」
山岡はそうきっぱりと言い放った
電話なら彼の声がまた、耳元で聞こえるが、怪しく、にこにこと笑う彼の顔を見ながら声を聞く必要もない
こんなに人と喋りたくないと思ったのは初めてで
『じゃ、電話でお願いしますね』
そう、ひらひらと旭に手を振られ
山岡自身も用事が思い出せず、素直に彼の部屋から出る
床から立ち上がり、旭の方を向き直した後、山岡は、旭が自身の腹部を見ている気がした
だが、部屋のドアを閉める時に彼の方を見ても
彼はもうすでにまた、本を手に取り、読書の続きをし始めていた。
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過眠(プロフ) - 凛さん» ぎゃ❗️ありがとうございます❗️長編にしようと思っているのでよければ楽しみにしていてください❣️ (11月27日 22時) (
レス) id: 4e02012d1f (このIDを非表示/違反報告)
凛 - Bs6＆Bs67のお話狂おしい程好きです! (11月26日 13時) (レス) id: c2c2ad41a8 (このIDを非表示/違反報告)
過眠(プロフ) - りりりさん» コメントありがとうございます😭❣️もしかしたらいつか書くかもしれません、🤭応援ありがとうございます励みになります😢❣️ (11月22日 9時) (レス) id: 4e02012d1f (このIDを非表示/違反報告)
りりり(プロフ) - 6さんと67さんのお話だけでもう作品作っていただきたいくらい好きです！応援してます！ (11月21日 19時) (レス) @page14 id: 724b4ec6c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：過眠 | 作成日時：2023年11月3日 11時
