続 ページ43
山岡は先ほどの感覚を払拭するように、自身の首筋を手のひらで強く摩った後
「2度とすんなよお前…」
山岡は旭を心底軽蔑するように睨んだ
羞恥と怒りが入り混じりながら、そう彼を叱責すると、空気は少し張り詰める
だが、いまだにニコニコとしている彼の顔を見ていると
怒られたという恐怖も、嫌われたという恐怖も
微塵も感じていないようで
「…なんか気分悪なってきたわ」
『大丈夫ですか？』
先ほどのことがなかったかのように彼はケロッとした表情で
しているのか、していないのか
心配の言葉をかける
「お前がうるさいんかなんか知らんけど」
山岡は、彼と2人きりでこの部屋にいるのも嫌になる
自身が持ってきた用事なんて別に急ぎではない
『というか…なんの用で来たんですか』
一体、自分は彼の部屋に何の用で来たのだろうか
思い返してみるが、全く思い出せない
「…忘れた」
『あはは、そうですか』
「お前のせいでな」
山岡はそういって旭の顔を指差すと
『僕何もしてないじゃないですかぁ』
旭は丸わかりの嘘をつき、わざと眉を下げ、悲しそうな顔をした
「何もしてないって言うにはしすぎてるやろ」
『先輩の身体を執拗に触ったって？』
「…もうやめて」
耳元で聞こえる彼の声と手の感触を思い出すだけで身震いがした
『この時代でよかったなぁ…自分で死ぬなんて迫られることないんですよ、普通は』
そう腕を組み、斜め上を見て呟く旭に
「せやな、」
山岡は適当に返事を口にする
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過眠(プロフ) - 凛さん» ぎゃ❗️ありがとうございます❗️長編にしようと思っているのでよければ楽しみにしていてください❣️ (11月27日 22時) (
レス) id: 4e02012d1f (このIDを非表示/違反報告)
凛 - Bs6＆Bs67のお話狂おしい程好きです! (11月26日 13時) (レス) id: c2c2ad41a8 (このIDを非表示/違反報告)
過眠(プロフ) - りりりさん» コメントありがとうございます😭❣️もしかしたらいつか書くかもしれません、🤭応援ありがとうございます励みになります😢❣️ (11月22日 9時) (レス) id: 4e02012d1f (このIDを非表示/違反報告)
りりり(プロフ) - 6さんと67さんのお話だけでもう作品作っていただきたいくらい好きです！応援してます！ (11月21日 19時) (レス) @page14 id: 724b4ec6c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：過眠 | 作成日時：2023年11月3日 11時
