続 ページ33
子供みたいなことやめよ
2人に少し注意され、しんとした部屋の中で、こそこそと反省する
「なぁ、俺のことも書いて」
「えー、なんて書こう」
旭という名前の彼女のことを知りたいと同時に、自身のことも知ってほしいと山崎は考える
「190cmのイケメンピッチャーとか書いといて」
「いやそれはほぼ俺」
「お前178cmやろ」
「じゃあお前のこと5cmとか書いとこうかな」
「意味わかんねー」
男子高校生に戻ったかのように、意味のない会話をした
＿＿＿＿
「てかどこのポストでもいいん」
「うん、なんかちゃんと届いてるらしい」
「へぇ、変な世界」
「ほんまに」
あれから2人で色々と話し、山崎が手紙の内容を考え、山本が字を書いた
もちろん、そうやってこの手紙を書いているということも、旭には伝える内容を書いた
「あ、住所見たろ」
山崎がそう言うと同時に、山本は手紙をポストに入れた
「ポスト入れたからもう見れませーん」
「まぁ良いよ、そこに介入はせんとくわ」
＿＿＿＿
数日後、自分の元に、山崎と2人で書いた手紙の返事らしきものが、旭から届く
「返事きた！」
そう叫びながら山崎の部屋のドアを開けると
寝転がって携帯ゲームをしていた山崎は飛び起き
「見せて！」
と、2人で冷え切った手紙の封を開ける
「ほんまに冷たいなこれ」
「やから言うたやん」
いつもより何倍もそわそわとしながら、山本は彼女からの手紙を開き、携帯で写真を撮る
そしてその写真を編集し、反転させる
「お前頭いいね」
「この方がいいってすぐ気づいた」
自慢げにする山本は、携帯に映る旭からの返信を読む
山崎もその隣で、実物の手紙を手に取って、目を凝らした
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過眠(プロフ) - 凛さん» ぎゃ❗️ありがとうございます❗️長編にしようと思っているのでよければ楽しみにしていてください❣️ (11月27日 22時) (
レス) id: 4e02012d1f (このIDを非表示/違反報告)
凛 - Bs6＆Bs67のお話狂おしい程好きです! (11月26日 13時) (レス) id: c2c2ad41a8 (このIDを非表示/違反報告)
過眠(プロフ) - りりりさん» コメントありがとうございます😭❣️もしかしたらいつか書くかもしれません、🤭応援ありがとうございます励みになります😢❣️ (11月22日 9時) (レス) id: 4e02012d1f (このIDを非表示/違反報告)
りりり(プロフ) - 6さんと67さんのお話だけでもう作品作っていただきたいくらい好きです！応援してます！ (11月21日 19時) (レス) @page14 id: 724b4ec6c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：過眠 | 作成日時：2023年11月3日 11時
