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Bs24...female ページ4

家を出る時間
靴を履いていると



『今日帰ってくるの遅い?』



と彼女に聞かれる



「うーん、いつも通りかな、遅すぎることはないと思う」


『そっか、わかった、』



そう言って、彼女は少し嬉しそうに笑った

何かいいことでもあったのかな、と思いながらも



「うん、じゃあ行ってきます!」



今日のことに集中するために、仕事に向かった










仕事も終わって、疲れながら帰宅し
家のドアを開ける

ほの明るいあかりと共に、焼き菓子のような良い匂いがして

良い香りを漂わせながら、ぱたぱたと玄関に迎えにきてくれる彼女



「なんかいい匂いするね、」



彼女に顔を近づけると



『何、』



照れたように肩を押し除けられる
そんな彼女がかわいくて
こんなにかわいらしい人が出迎えてくれるなんて幸せだな、と感じる



「何か作ってるの?」



すると彼女は



『うん、久々に時間があったから』



と答えた

彼女は幼少期から親の料理の手伝いをしていたらしく、料理もお菓子を作るのも大好きで、得意で、

毎日美味しいご飯を作ってくれて

料理を作る人はみんなエプロンを着ているイメージ
だと思っていたけれど、もう彼女の中では着ないことが当たり前なのか、いつもは着ていない

でも今日は着ていて



「これ」



彼女の着ている淡いエプロンを触ると



『うん、今日はね、張り切っちゃって、買いに行ったんだ』



そう、柔らかく微笑んだ

お菓子を作るために張り切って
いつもは着ないエプロンをわざわざ買いに行くところもかわいらしくて

なんでもない日なのにサプライズなんて、彼女に毎回驚かされてばかりだな

そんな事を思っていると、オーブンが鳴った



『あ!できたかも!』



僕を置いて、少し急いでキッチンへ向かう彼女

いつもは結ばない髪を結んでいて
綺麗に結われた、揺れる髪に見惚れたあと
手を洗いに洗面所に向かった

手をしっかりと洗ってリビングに行くと、



『どうぞ〜』



彼女にテーブルへ促される



彼女が嬉しそうに急かすので、僕も急いで座った



『ご飯の前だけどごめんね、ちょっと食べてみて』



そう促されるまま



「いただきます!」



彼女の作った焼き立てのお菓子を、ひとくち口に入れる


確かにふわふわで美味しいのだけれど、甘味がなかった

ケーキなのかなと思ってたけれど、そうではないみたいで

続→←続



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設定タグ:プロ野球 , オリックス   
作品ジャンル:恋愛
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過眠(プロフ) - 凛さん» ぎゃ❗️ありがとうございます❗️長編にしようと思っているのでよければ楽しみにしていてください❣️ (11月27日 22時) (レス) id: 4e02012d1f (このIDを非表示/違反報告)
- Bs6&Bs67のお話狂おしい程好きです! (11月26日 13時) (レス) id: c2c2ad41a8 (このIDを非表示/違反報告)
過眠(プロフ) - りりりさん» コメントありがとうございます😭❣️もしかしたらいつか書くかもしれません、🤭応援ありがとうございます励みになります😢❣️ (11月22日 9時) (レス) id: 4e02012d1f (このIDを非表示/違反報告)
りりり(プロフ) - 6さんと67さんのお話だけでもう作品作っていただきたいくらい好きです!応援してます! (11月21日 19時) (レス) @page14 id: 724b4ec6c3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:過眠 | 作成日時:2023年11月3日 11時

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