続 ページ13
ゆっくりと食事をする旭を我が子の様に見守っていたが、
安心と同時に、先程のことを思い出す
「ほんと、旭が死ぬのかと思った…、」
眉間に皺を寄せ、眉も口角も下げてしまう小田の顔を見、
『そんな悲しい顔せんといてくださいよ、』
と、旭も泣きそうになってしまう
「ごめんごめん、」
『もうすっかり大丈夫ですから』
「平熱になるまでずっとここにいるから、」
『過保護ですね、』
「どの口が言ってるの」
生意気だな、
小田は旭の柔らかい頬をつつく
頬をつつかれ、嬉しそうに口角を上げる旭の柔らかい頬は、ゆっくりと持ち上げられる
熱が上がり、呼吸も浅くなった旭を見ている時は
本当にこちらも死んでしまいそうになったが、
旭はもう戯言も言えるくらいまで回復した今
身体が火照り、涙目で、涙声で、自身の名前を呼ぶ旭の記憶を、小田は頭から振り払った
病に侵されている人間に疾しい気持ちなど感じてしまってはいけない。
自戒のために脳内で自身に言い聞かせる
『本当にありがとうございました、』
小田に、素直に感謝を伝える旭
「うん、旭のこと大切だからね、」
熱が下がり、ほんのりとした暖かさを取り戻した旭の頬を、小田は愛情か、親しみか、どちらかを込めながら、優しく撫でた。
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過眠(プロフ) - 凛さん» ぎゃ❗️ありがとうございます❗️長編にしようと思っているのでよければ楽しみにしていてください❣️ (11月27日 22時) (
レス) id: 4e02012d1f (このIDを非表示/違反報告)
凛 - Bs6＆Bs67のお話狂おしい程好きです! (11月26日 13時) (レス) id: c2c2ad41a8 (このIDを非表示/違反報告)
過眠(プロフ) - りりりさん» コメントありがとうございます😭❣️もしかしたらいつか書くかもしれません、🤭応援ありがとうございます励みになります😢❣️ (11月22日 9時) (レス) id: 4e02012d1f (このIDを非表示/違反報告)
りりり(プロフ) - 6さんと67さんのお話だけでもう作品作っていただきたいくらい好きです！応援してます！ (11月21日 19時) (レス) @page14 id: 724b4ec6c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：過眠 | 作成日時：2023年11月3日 11時
