08 . 二度目の...。 ページ8
慧side
山田「もう少しで来ると思うんだけど...」
あれから数十分、学校終わりにこちらへ来るという息子さんを待っているところ。
山田「高校一年生で…おっと噂をすれば。」
え...まさかこんなこと...
涼介...くん?
山田「あれ、知り合いだった?」
世間は狭いってほんとなんだな
涼介くんも驚いた顔してる。
覚えてくれてたんだなぁって素直に嬉しい。
山田「息子の涼介です。」
涼介「…」
ぺこりとお辞儀をした涼介くんは、あの日とは少し雰囲気が違ってて。
大人しそうな高校1年生だった。
それから3人で少し喋って、今日は解散ということに。
涼介くんは俺達が話しているのを見てただけなんだけどね...。
山田「じゃあ、明日から...よろしくお願いします。」
慧「こちらこそお願いします。おやすみなさい」
すると、さっきと同じく俺に一礼した涼介くん。
本当に礼儀正しい子だな...。
駅に向かって歩いていくふたりの背中を見届けてから、俺はビニール傘を片手に歩き出した。
すっかり日も落ちて、さっきまでの雨が嘘のように雲ひとつ出ていない。
ふと見上げると、君は金色に変わっていた
まるで、もう俺は独りじゃないと言い聞かせるように...。
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朔(プロフ) - 霙(みぞれ)さん» ありがとう…嬉しすぎます( ;∀;)頑張ります! (2019年12月1日 17時) (レス) id: bc08b0a9bc (このIDを非表示/違反報告)
霙(みぞれ)(プロフ) - 続きが気になりすぎる…!!更新楽しみに待ってます! (2019年12月1日 15時) (レス) id: 85d5651a75 (このIDを非表示/違反報告)
涼愛 - 続き面白かったです!テスト頑張ってください!更新、待ってます! (2019年11月9日 14時) (レス) id: e053c09d8e (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - 涼愛さん» コメントありがとうございます!言われてみれば確かに怖いですね…笑 でもここで終わりではないので!普通に続きあるので!(なら早く更新しろ)でき次第アップしますね。 (2019年10月28日 16時) (レス) id: bc08b0a9bc (このIDを非表示/違反報告)
涼愛 - なんか最後、ちょと怖かったけど面白かったです! (2019年10月28日 15時) (レス) id: e053c09d8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔 | 作成日時:2019年8月3日 18時