42 . 俺の右目とマグカップ ページ42
大貴side
俺の左手は大切なマグカップを持ち
右手は、ただただ痛いだけの右目から離せる状態じゃなくて。
何だかぼーっとしたまま階段に足を踏み入れてしまったんだ
1歩、2歩と下って行くうちに後悔が膨らんでいく。
俺の特性上、これといって目印のない階段は基本、坂にしか見えない。
と言ってもここは俺の家、いつも大丈夫なんだから今日だってきっと大丈夫
なんでそんなふうに思ってしまうのだろうか。
両手が塞がり手すりが掴めない階段は、さすがに自宅のものであろうと怖い。
もう既に数歩進んでしまっていて、引き返すのもそれはそれで怖い。
大貴「どーすっかな…」
大貴「あれっ…なんかぁ…っ…!」
急にフラフラしてきたかと思ったら、
一瞬で俺の頭の中は真っ白になって。
気づいた時には全身に鋭い痛みが走っていて
大貴「…」
君との大切な思い出のひとつが割れる音と共に
俺は意識を手放した。
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朔(プロフ) - 霙(みぞれ)さん» ありがとう…嬉しすぎます( ;∀;)頑張ります! (2019年12月1日 17時) (レス) id: bc08b0a9bc (このIDを非表示/違反報告)
霙(みぞれ)(プロフ) - 続きが気になりすぎる…!!更新楽しみに待ってます! (2019年12月1日 15時) (レス) id: 85d5651a75 (このIDを非表示/違反報告)
涼愛 - 続き面白かったです!テスト頑張ってください!更新、待ってます! (2019年11月9日 14時) (レス) id: e053c09d8e (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - 涼愛さん» コメントありがとうございます!言われてみれば確かに怖いですね…笑 でもここで終わりではないので!普通に続きあるので!(なら早く更新しろ)でき次第アップしますね。 (2019年10月28日 16時) (レス) id: bc08b0a9bc (このIDを非表示/違反報告)
涼愛 - なんか最後、ちょと怖かったけど面白かったです! (2019年10月28日 15時) (レス) id: e053c09d8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔 | 作成日時:2019年8月3日 18時