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涼介side
あれから何分か経って、雨も止んできた。
涼介「ふぅ…ごめんね大ちゃん。だいぶ落ち着いたみたい。」
大貴「そっか。それは何よりです。もう大丈夫?」
涼介「うん!」
大ちゃんはこれ以上聞かないでくれる。
だから一緒にいて気がとっても休まる。
.
僕が暗所恐怖症になった原因は優しかった父さん。
今は刑務所にいる僕の父さんは、会社をリストラされて、酒に溺れるようになった。
なにか気に食わないことがあると、僕や母さんに平気で暴力を振るう。
そんな生活を続けていたある日、僕は家の外の物置小屋に閉じ込められた。
もちろん中は真っ暗。
目を開けても何も見えなくて、助けを呼んでも誰も来なかった。
唯一聞こえたのは、母さんの大きな悲鳴。
それっきり音は聞こえず、しばらくしてパトカーのサイレンが聞こえた。
必死の思いで物置の戸を叩いた。
すると男の人たちの声が聞こえて、戸が開いた。
僕は声も出ないまま、意識を失った。
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くるすけ - お話を読ませてもらってます。何度もすいません。私、作者様の作品大好きなので、この作品を是非もっといい話にして下さいね!失礼しました。 (2019年5月13日 22時) (レス) id: 8dac6d8dcd (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - くるすけさん» はい!下書きがそろそろ尽きそうなので…妄想に励みます!← (2019年5月12日 22時) (レス) id: bc08b0a9bc (このIDを非表示/違反報告)
くるすけ - わざわざご返信ありがとうございます。いつまでも待っていますので、これからのお話を楽しみにしています! (2019年5月12日 21時) (レス) id: 8dac6d8dcd (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - くるすけさん» ありがとうございます!嬉しすぎます…涙。定期的に更新できるよう、頑張ります。 (2019年5月12日 11時) (レス) id: bc08b0a9bc (このIDを非表示/違反報告)
くるすけ - 更新楽しみにしています!お話大好きです!これから頑張って下さい! (2019年5月12日 11時) (レス) id: 8dac6d8dcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔 | 作成日時:2019年4月30日 0時