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大貴side




「さようならー」




やっと学校が終わって、今は病院に向かってる最中。





今日は一日がやけに長く感じた。涼介待ってるかな…





明日からまた一緒に登下校したり、学校で話したり。




今から楽しみ。




当たり前のことが出来るって凄いことなんだよな。






早く涼介と話がしたくて、足を速めた。





学校からまっすぐ来たおかげもあり、涼介に伝えた時間より20分も早く着いた。





涼介、驚くかな…





俺は勢いよく病室のドアを引いた。





大貴「涼介ー!」




涼介は驚いていた。





けど、俺が想像してたのは違うみたい。





涼介「大ちゃん…大丈夫?息切れしてる。」





自分では全く気づかなかった。






そう言えばちょっと息苦しいかも。





涼介「座って?」





大貴「…ありがとう。」






俺は涼介に心配をかけないように笑顔を見せた。







大貴「大丈夫だから。」







でも何故か、涼介は浮かない顔をしていた。






大貴「涼介、体調悪いか?」





涼介「…なんで…」





大貴「へ?どうした?」





涼介は、理由は全くわからないけど怒ってるってことは分かった。





涼介「なんで…なんでいつも笑顔なの?」





涼介「絶対大ちゃんだって辛いこととかあるはずなのに…どうしていつも無理に笑うの?」






涼介「…なんで…ハアッ…ハアッ…」





大貴「涼介!しっかりしろ!落ち着いて…深呼吸して?大丈夫だから。」





俺はいつもみたいに優しい言葉を選びながら涼介に笑いかけた。

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くるすけ - お話を読ませてもらってます。何度もすいません。私、作者様の作品大好きなので、この作品を是非もっといい話にして下さいね!失礼しました。 (2019年5月13日 22時) (レス) id: 8dac6d8dcd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - くるすけさん» はい!下書きがそろそろ尽きそうなので…妄想に励みます!← (2019年5月12日 22時) (レス) id: bc08b0a9bc (このIDを非表示/違反報告)
くるすけ - わざわざご返信ありがとうございます。いつまでも待っていますので、これからのお話を楽しみにしています! (2019年5月12日 21時) (レス) id: 8dac6d8dcd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - くるすけさん» ありがとうございます!嬉しすぎます…涙。定期的に更新できるよう、頑張ります。 (2019年5月12日 11時) (レス) id: bc08b0a9bc (このIDを非表示/違反報告)
くるすけ - 更新楽しみにしています!お話大好きです!これから頑張って下さい! (2019年5月12日 11時) (レス) id: 8dac6d8dcd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年4月30日 0時

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