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大貴side
今日から涼介は2日間の入院だと聞いた。
放課後お見舞いに行く予定だ。
母さんに言ったら、笑顔で了承してくれた。
当然だけど登下校は一人なわけで。
寂しいな…
そんなことを思いながらも学校を終えて、今は涼介がいる病院に向かう一本道。
普通に。いつも通り。そう心に言い聞かせて、涼介がいる病室のドアを開ける。
大貴「失礼します。」
六実「あ、有岡くん。久しぶり…でもないか!」
ここは俺が通院している病院でもあるから、よく会うんだ。
大貴「涼介のお見舞いに。」
六実「もう少しで帰ってくると思うよ。」
しばらく病室で待っていると
検査から帰ってきた涼介。
涼介「六実せんせ…って大ちゃん?」
大貴「おう!」
大貴「元気そうで良かった。」
涼介「わざわざ来てくれたの?ごめ…ありがとう!」
大貴「うん。そうだ、ノートのコピー持ってきたよ。あっ安心して?涼介のクラスの子から借りたやつだから。」
涼介「わざわざありがとう。」
それから色々話していたら、空は真っ暗。
大貴「また明日来るからな。って明日いる?」
涼介「大ちゃんが来たら一緒に帰ろっかな。」
大貴「六実先生大丈夫ですか?」
六実「うん。じゃああと1日。検査頑張ってね。」
涼介「はい。」
大貴「じゃあ。よく寝るんだよ?」
涼介「うん。また明日。」
そう挨拶を交わして、夕方来た道をそのまま戻る。
けどひとつ違うかな。
とっても晴れやかな気持ちなのが分かる。
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くるすけ - お話を読ませてもらってます。何度もすいません。私、作者様の作品大好きなので、この作品を是非もっといい話にして下さいね!失礼しました。 (2019年5月13日 22時) (レス) id: 8dac6d8dcd (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - くるすけさん» はい!下書きがそろそろ尽きそうなので…妄想に励みます!← (2019年5月12日 22時) (レス) id: bc08b0a9bc (このIDを非表示/違反報告)
くるすけ - わざわざご返信ありがとうございます。いつまでも待っていますので、これからのお話を楽しみにしています! (2019年5月12日 21時) (レス) id: 8dac6d8dcd (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - くるすけさん» ありがとうございます!嬉しすぎます…涙。定期的に更新できるよう、頑張ります。 (2019年5月12日 11時) (レス) id: bc08b0a9bc (このIDを非表示/違反報告)
くるすけ - 更新楽しみにしています!お話大好きです!これから頑張って下さい! (2019年5月12日 11時) (レス) id: 8dac6d8dcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔 | 作成日時:2019年4月30日 0時