24 . Ryosuke ページ24
涼介side
涼介「大ちゃん!」
眩しい朝日で目が覚めた。目の前に広がるのは、初めて見る景色。
あれ…大ちゃんいた気がしたけど…気のせいかな、
それより…
涼介「…ここどこ?」
「あ、涼介くん気がついたのね。今先生呼んでくるから。」
涼介「…誰?」
看護師さんはあっという間に行ってしまった。
病院だということはわかったけど、それだけ。
知っている人が誰もいない所はかなり怖い。
「涼介くん、大丈夫?びっくりしたよね。」
涼介「…むつみせんせ?」
看護師さんが呼んできたのは、ずっと僕の担当医をしてくれている、六実先生。
とっても優しくて、信頼できる人。
涼介「あの…なんでここに?」
六実「山田くんが運ばれたって聞いたから。」
六実「入院が必要になるから、うちの病院に移動するよ。」
涼介「僕、どこか悪いの?」
涼介「昨日のこと全然覚えてなくて…」
六実「心因性記憶障害か…。」
涼介「何ですか、それ。」
六実「精神的なストレスとかで、一部の記憶がなくなること。山田くんの場合、何か凄く緊張することとかがあったと思うんだ。」
六実「無理に思い出そうとしなくていいよ。ここの先生に聞いたんだけど、山田くんは高所恐怖症になっている可能性が高い。」
涼介「高所恐怖症…」
六実「高いところ、苦手?」
涼介「…怖い。」
六実「でも大丈夫。恐怖症は治る病気だから。山田くんは今、2つの恐怖症を抱えている。だから不安を感じることもあるかもしれないけど、ゆっくり治していこう。」
涼介「はい。」
そして僕の治療が始まった。
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くるすけ - お話を読ませてもらってます。何度もすいません。私、作者様の作品大好きなので、この作品を是非もっといい話にして下さいね!失礼しました。 (2019年5月13日 22時) (レス) id: 8dac6d8dcd (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - くるすけさん» はい!下書きがそろそろ尽きそうなので…妄想に励みます!← (2019年5月12日 22時) (レス) id: bc08b0a9bc (このIDを非表示/違反報告)
くるすけ - わざわざご返信ありがとうございます。いつまでも待っていますので、これからのお話を楽しみにしています! (2019年5月12日 21時) (レス) id: 8dac6d8dcd (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - くるすけさん» ありがとうございます!嬉しすぎます…涙。定期的に更新できるよう、頑張ります。 (2019年5月12日 11時) (レス) id: bc08b0a9bc (このIDを非表示/違反報告)
くるすけ - 更新楽しみにしています!お話大好きです!これから頑張って下さい! (2019年5月12日 11時) (レス) id: 8dac6d8dcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔 | 作成日時:2019年4月30日 0時